知ってた？顔周りのあの毛、実は「盛り髪」って言うんです！

知ってた？顔周りのあの毛、実は「盛り髪」って言うんです！

顔周りの重要ポイント

皆さんは、顔周りの髪の毛がどれほど重要かご存知ですか？顔の印象を決める上で、顔周りの髪は非常に重要な役割を担っています。
髪全体の長さや前髪の有無が変わらなくても、顔周りの髪の毛をほんの数センチ変えるだけで、小顔に見えたり、大人っぽく見えたり、時には全く違う雰囲気の人になってしまうことだってあります。
例えば、丸顔の人が顔周りに縦長のラインを作るように髪をカットすると、顔の長さが強調され、シャープな印象になります。逆に、面長の人は、顔周りに横のラインが出るように髪を巻いたり、短くカットすると、顔の長さが和らぎ、優しい印象になります。
このように顔周りの髪は、自分のなりたいイメージや顔の形のコンプレックスを解消するために、上手に活用できる部分なのです。顔周りの髪を少し変えるだけで、あなたの魅力が最大限に引き出されるかもしれません。

「盛り髪」ってどんな髪？

「盛り髪」と聞いて、華やかなヘアアレンジや、ボリュームのあるヘアスタイルをイメージする方が多いのではないでしょうか？確かに、一般的にはその認識で間違いありません。

しかし、美容師の間では、全く異なる意味で「盛り髪」という言葉が使われることがあります。それは、耳のすぐそば、顔側に生えている髪の毛のことを指します。

例えば、お客様のヘアスタイルを相談する際に「この盛り髪を少し短くして、顔周りをスッキリさせましょうか？」といった具合に使うことがあります。しかし、お客様との間で「盛り髪」という言葉の認識がずれてしまうと、混乱を招きかねません。そのため、美容師側もお客様が理解しやすい言葉に言い換えるなど、注意が必要です。

そもそも、なぜ美容師は顔周りの髪を「盛り髪」と呼ぶようになったのでしょうか？その理由は定かではありませんが、一説によると、顔周りの髪をふんわりとスタイリングすることで、顔に立体感が出て、華やかに見えることから、そのように呼ばれるようになったと言われています。

とはいえ、「盛り髪」という言葉自体、美容師の間でも浸透しているとは言いがたいのが現状です。そのため、美容師とヘアスタイルについて話す際には、認識の違いに注意しながら、具体的なイメージを伝えることが大切です。

「みさげ」と呼ばれることも

「盛り髪」という言葉、華やかなパーティーや成人式などで見かける、あの高く髪を結い上げた髪型を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。実はこの盛り髪、別名「みさげ」とも呼ばれることがあるんです。

「みさげ」と聞いて、ピンと来た方はいらっしゃいませんか？そうです、あの男性の髪型です。男性の場合、耳の上の髪の毛を短く刈り上げたスタイルを「みさげ」と呼びますよね。

「え、でも女性の髪型なのに、どうして男性と同じ呼び方をするの？」と疑問に思われた方もいるかもしれませんね。 実は「みさげ」という言葉、男女問わず使われることがあるんです。

女性の髪型で「みさげ」が使われるのは、主に美容師さんがお客様との会話の中で使う専門用語のようなものです。例えば、お客様に「耳周りをスッキリさせたい」という要望があった時などに、「みさげを作ると、より小顔効果が期待できますよ」といったように使われます。

このように、「みさげ」は一見男性の髪型を指す言葉のように思えますが、実は美容師さんの間では、男女問わず、耳周りの髪の毛を短くカットするスタイルを指す言葉として使われているんですよ。

「盛り髪」と「みさげ」の違い

「盛り髪」と「みさげ」は、どちらもヘアスタイルの一部を表す言葉として使われますが、その違いについて明確な定義はありません。どちらも、耳周りの髪を指す言葉として、ほとんど同じ意味合いで使われることが多いでしょう。

強いて違いを挙げるとすれば、「みさげ」は短く刈り上げた部分を指す場合が多いように感じられます。例えば、ベリーショートやショートヘアで、耳周りをすっきりと刈り上げているスタイルを想像してみてください。その刈り上げ部分を指して「みさげ」と呼ぶことが多いでしょう。

一方、「盛り髪」は、髪をアップにしたスタイル全般に使われることが多いです。髪の長さや、刈り上げているかどうかは関係なく、髪を頭の上の方でまとめたスタイルを「盛り髪」と呼ぶ傾向があります。

しかし、これらの使い分けはあくまでも一般的な傾向であり、厳密なルールではありません。ヘアサロンによっては、「みさげ」を「刈り上げ」と同じ意味で使ったり、「盛り髪」を「アップスタイル」と同じ意味で使ったりする場合もあるでしょう。

重要なのは、自分がどのようなヘアスタイルを希望するかを、美容師に具体的に伝えることです。言葉の定義にとらわれ過ぎず、なりたいイメージを写真やイラストなどを使って伝えるようにしましょう。

プロに相談してみよう！

「盛り髪」や「みさげ」という言葉、初めて聞いた方もいるかもしれませんね。顔周りの髪は、その人の印象を決める大切な部分です。なりたい髪型があるなら、美容師に「盛り髪」や「みさげ」のように、はっきり伝えられる言葉を使うのも一つの方法です。しかし、言葉でうまく説明できない場合は、ヘアカタログや写真を見せるのがおすすめです。写真を見せることによって、美容師とイメージを共有することができます。なりたい髪型のイメージを具体的に伝えるために、長さや色の希望だけでなく、なりたい雰囲気なども伝えられると、より理想の髪型に近づけるでしょう。美容師の技術とあなたの希望を組み合わせることで、さらに魅力的な髪型を手に入れられるはずです。