パーマの仕上がりを左右するワインディングとは？

パーマの仕上がりを左右するワインディングとは？

ワインディングとは

– ワインディングとは美容室でパーマをかける際に必ず行う工程である「ワインディング」。聞き馴染みのある言葉かもしれませんが、具体的にどのような作業なのかご存知でしょうか？ワインディングとは、パーマ液を用いて髪にウェーブやカールを作る際に、ロッドと呼ばれる円柱状の道具に髪を巻きつける作業のことを指します。美容室では、お客様のなりたい髪型を実現するために、様々な太さのロッドが用意されています。髪をロッドに巻きつける角度や強さ、そして巻きつける髪の毛の量などを調整することで、ウェーブの大きさやカールの強さを自由自在に操ることが可能になります。しかし、ただ髪を巻けば良いという単純な作業ではありません。お客様一人ひとりの髪質や骨格、そしてなりたいイメージを考慮し、薬剤の効果を最大限に引き出すためには、長年の経験で培われた高度な技術と知識が必要不可欠です。まさに、美容師のセンスと技術が問われる、パーマの要となる工程と言えるでしょう。

様々な巻き方

ヘアスタイルの幅を広げる巻き髪スタイル。コテやアイロンを使ったスタイリングも人気ですが、美容室で行うパーマスタイルには、様々な種類のロッドや巻き方があります。今回は、美容室でよく使われる基本的な巻き方である「平巻き」「縦巻き」「斜め巻き」についてご紹介します。

まず初めにご紹介するのは「平巻き」です。ロッドを地面と平行に持ち、髪を巻きつけていきます。平巻きは、空気を含んだようなふんわりとした柔らかなカールを作ることができるのが特徴です。次に「縦巻き」ですが、こちらはロッドを地面に垂直に持ち、髪を巻きつけていきます。縦巻きは、縦に流れるような、よりくっきりとしたカールを出すことができます。最後にご紹介するのは「斜め巻き」です。ロッドを斜めに持ち、髪を巻きつけていきます。斜め巻きは、平巻きと縦巻きの間の、動きのあるカールを作ることができます。

このように、巻き方によって仕上がりのイメージが大きく変わります。なりたいヘアスタイルや髪質に合わせて、巻き方を選んでいきましょう。美容師さんに相談しながら、自分にぴったりの巻き髪スタイルを見つけてくださいね。

巻き方による仕上がりの違い

ヘアスタイルにおいて、パーマは雰囲気を大きく変えられますが、同じパーマでも巻き方によって仕上がりの印象は大きく変わります。大きく分けて、平巻き、縦巻き、斜め巻きの三種類があり、それぞれに異なる特徴があります。

平巻きは、ロッドを水平に持ち上げて髪を巻きつける方法です。カールの方向が横向きになるため、ふんわりとした柔らかな印象のヘアスタイルになります。カールは比較的緩く、自然な仕上がりになるため、初めてパーマをかける方や、ナチュラルな雰囲気に仕上げたい方におすすめです。

縦巻きは、ロッドを地面に対して垂直に立てて髪を巻きつける方法です。縦にカールが形成されるため、華やかでボリュームのあるヘアスタイルに仕上がります。平巻きに比べてカールが強く出るため、しっかりとしたカールを求める方や、パーマのもちを良くしたい方に向いています。

斜め巻きは、ロッドを斜めに傾けて髪を巻きつける方法です。平巻きと縦巻きの良い点を併せ持ち、自然ながらも動きのあるスタイルを楽しむことができます。角度や巻き方によって様々なバリエーションを作ることができるため、自分だけの個性的なヘアスタイルを追求したい方におすすめです。

このように、パーマの巻き方によって仕上がりのイメージは大きく変わります。なりたいイメージや髪質、毛量などを考慮しながら、自分に合った巻き方を見つけることが大切です。

理想のヘアスタイルへ

「なりたい自分」を叶えるためには、ヘアスタイルは重要な要素です。しかし、一人一人、髪質や頭の形、顔の作りは違います。そのため、雑誌やウェブサイトで見かけた素敵なヘアスタイルも、そのままでは似合うとは限りません。
そこで大切になるのが、お客様一人一人の個性を理解し、理想のヘアスタイルへと導く、美容師の技術と経験です。
私たちが得意とするワインディングは、髪に熱を加えてカールを作る技術ですが、単に髪を巻くだけではありません。お客様の髪質や骨格、そしてなりたいヘアスタイルに合わせて、巻き方や使う道具の種類や太さ、角度などを細かく調整していきます。
例えば、柔らかく自然なカールをご希望であれば、太めの道具を使い、角度を緩やかにして巻いていきます。反対に、しっかりとした華やかなカールをご希望であれば、細めの道具を使い、角度を付けて巻いていきます。
経験豊富なスタイリストは、お客様とのカウンセリングを通して、髪の状態やご希望を丁寧に伺い、最適な方法を提案させていただきます。どうぞ安心してお任せください。