パーマ

ダメージヘアでも安心?ケラチンパーマで美髪を手に入れよう!

近年、美容業界で注目を集めている施術にケラチンパーマがあります。従来のパーマとはどのような違いがあるのか、気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 ケラチンパーマとは、パーマ液によって失われがちな髪の主成分であるケラチンを補給しながらパーマをかける施術のことです。 髪の毛の約8割はケラチンというタンパク質でできています。しかし、パーマやカラーリング、日々のヘアセットなどでダメージを受けると、このケラチンが失われてしまいます。その結果、髪のパサつきや切れ毛、枝毛などの原因になります。 ケラチンパーマでは、パーマをかける際にケラチンを補給することで、ダメージを最小限に抑えながら施術を行うことができます。 髪の内側から補修することで、弾力のある柔らかなカールを実現できることが、従来のパーマとは大きく異なる点です。また、ケラチンには保湿効果もあるため、施術後は髪の毛に潤いを与え、ツヤツヤとした質感に仕上がります。 今までパーマによるダメージが気になっていた方や、自然で柔らかいカールに憧れている方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
トリートメント

個性を彩るマニックパニック:色の魔法でなりたい自分へ

- 豊富なカラーバリエーションマニックパニック最大の魅力は、その名の通り、豊富なカラーバリエーションです。誰しもが一度は夢見る、鮮やかな赤や青、太陽の光のように明るい黄色といった原色系の色はもちろんのこと、個性的な灰色や、淡く儚い印象を与える薄紫色など、幅広い色が揃っています。まるで絵の具のように、たくさんの色の中からお気に入りの色を見つけ出す楽しさを味わえます。暖色系の色で情熱的な雰囲気を表現したり、寒色系の色でクールで神秘的な雰囲気を演出したりと、色の組み合わせ次第で、自分だけのオリジナルヘアカラーを楽しむことができます。きっと、あなたの個性にぴったりと合う、運命の色が見つかるはずです。
ヘアセット

ヘアアイロンを使いこなそう!

- ヘアアイロンとは? ヘアアイロンは、熱を使って髪型を一時的に変えることができる便利な道具です。毎朝のスタイリングの時間短縮になるだけでなく、ヘアアレンジのバリエーションを増やすこともできます。 ヘアアイロンを使う主な目的は、くせ毛をまっすぐに伸ばすことと、カールを作って巻き髪を作ることです。 ストレートヘアにしたい場合は、ヘアアイロンを髪の根元から毛先に向かってゆっくりと滑らせるように動かすことで、くせ毛を伸ばしツヤのあるストレートヘアを作ることができます。 一方、巻き髪を作りたい場合は、ヘアアイロンで髪を挟んで回転させながら滑らせることで、大きめカールやウェーブヘアなど、様々なスタイルの巻き髪を作ることができます。 ヘアアイロンは、温度を調整できるようになっているものがほとんどです。髪の細さやダメージレベル、そしてなりたい髪型に合わせて温度を設定することで、髪への負担を抑えながら、より理想のヘアスタイルを作ることができます。 しかし、高温で長時間使用すると髪にダメージを与えてしまう可能性があるので、注意が必要です。ヘアアイロンを使用する際は、低めの温度から始めるようにし、必ずヘアオイルやトリートメントなどで髪を保護してから使うようにしましょう。
パーマ

おしゃれの進化系!? 三つ編みパーマで叶える、個性あふれるウェーブスタイル

最近、おしゃれな人たちの間で「三つ編みパーマ」という言葉を耳にすることが増えてきましたね。一体どんなパーマなのか、気になっている方も多いのではないでしょうか? 三つ編みパーマとは、髪を三つ編みにした状態からパーマ剤を使ってウェーブを作る施術のことです。通常のパーマとは違い、三つ編みならではのランダムで立体的なウェーブが生まれます。毛先にかけて緩やかに広がるウェーブは、まるで外国人のくせ毛のような、柔らかく自然な印象を与えます。 このパーマの魅力は、なんといってもその独特なくせ毛風スタイルにあります。きっちりしすぎない、無造作な雰囲気が、こなれ感を演出し、 effortlessly chic な印象を与えてくれます。また、髪に動きが出るので、普段のスタイリングも簡単になります。ワックスをもみ込むだけで簡単にスタイリングが決まるので、忙しい朝にもぴったりです。 いつものヘアスタイルに飽きてしまった方、周りと差をつけたい個性派さんは、ぜひ一度、三つ編みパーマに挑戦してみてはいかがでしょうか?きっと、新しい自分に出会えるはずです。
シャンプー

髪と頭皮のデトックスですっきりリフレッシュ!

- デトックスとは?「デトックス」という言葉は、最近よく耳にするようになりましたね。ダイエットや健康法と結びつけて考えられることが多いですが、本来は体内に蓄積された有害物質を排出することを意味します。私たちの体は、呼吸や食事など、生きていく上で欠かせない活動を通して、常に不要なものを取り込んでいます。さらに、ストレスや不規則な生活習慣も、体に負担をかけ、老廃物を溜め込む原因となります。こうした老廃物が体内に蓄積されると、疲労感や肌荒れ、免疫力の低下など、様々な不調につながると考えられています。そこで、体に溜まった老廃物を積極的に排出しようというのが「デトックス」の考え方です。デトックスの方法としては、食事や運動、サウナなどが挙げられます。最近では、髪や頭皮に溜まった汚れを落とす「ヘッドスパ」も、デトックス効果があると注目されています。健康的な美しさは、体の内側から作られます。デトックスを通して、心身ともに健やかな状態を目指しましょう。
髪質

髪の毛の秘密兵器!ケラチン完全解説

毎日のスタイリングやお手入れが欠かせない髪、そして、物を掴んだり、細かい作業を助けてくれる爪。実はこの二つ、全く異なるように見えて、主成分は同じものでできているのです。その正体は「ケラチン」と呼ばれるタンパク質の一種です。 ケラチンは、私たちの体の中で作られるたんぱく質の中でも特に多く、肌や毛髪、爪などを構成する重要な成分です。 では、ケラチンは一体どのようにして、髪や爪を形成するのでしょうか? ケラチンは、10種類以上のアミノ酸が鎖のように長くつながり、複雑に絡み合った構造をしています。このアミノ酸の鎖が、まるで糸のように複雑に絡み合い、繊維状の構造を作っています。 この繊維状の構造こそが、髪に強度と弾力を与え、爪を硬く保つ秘訣です。髪の毛一本一本が、このケラチン繊維の束でできていると考えれば、その強靭さも頷けますね。 髪や爪の状態は、体内のケラチンの量や質に大きく影響されます。健康的な食生活を心掛けることで、体内のケラチン生成を促し、強く美しい髪や爪を育むことができるのです。
パーマ

マテリアルパーマで叶える!自然で柔らかな憧れのヘアスタイル

最近、美容室で新しいパーマの施術の名前を耳にすることはありませんか? その施術の名前とは「マテリアルパーマ」です。 「マテリアルパーマ」は、従来のパーマとは異なる特徴を持つ、最新のパーマです。 従来のパーマは、薬剤を使用することで髪に動きを出していました。 しかし、薬剤を使用する施術には、少なからず髪に負担がかかってしまうという側面がありました。 その点、「マテリアルパーマ」は、髪への負担を最小限に抑えながら、自然で柔らかなウェーブヘアを実現できるという点で、従来のパーマとは大きく異なります。 髪に優しい成分で作られているため、パーマをかけたいけれど髪への負担が気になるという方にもおすすめです。 また、「マテリアルパーマ」は、コスメ感覚で施術できるという点も魅力です。 髪に優しい成分でできているため、繰り返し施術を受けても髪が傷みにくいというメリットもあります。 今までパーマによる髪の傷みが気になっていた方も、「マテリアルパーマ」なら安心して施術を受けられるのではないでしょうか?
パーマ

時代を超えて愛されるヘアスタイル:アイパーの魅力

「アイパー」って聞いたことありますか?なんだかおしゃれな響きですが、実はこれ、「アイロンパーマ」を略した言葉なんです。その名の通り、アイロンを使って髪にパーマをかける技術のことです。 昔ながらのコールドパーマと違って、アイロンパーマは熱を加えるのが特徴です。熱を加えることで、くせ毛をまっすぐに伸ばしたり、ゆるふわなウェーブを作ったり、と自由自在なヘアスタイルを作ることができます。 アイロンパーマが人気の理由は、なんといってもその自然な仕上がりです。コールドパーマよりも髪への負担が少なく、ナチュラルな仕上がりになるため、初めてパーマをかける方にもおすすめです。 さらに、アイロンパーマは持ちが良いのも嬉しいポイントです。個人差はありますが、だいたい3ヶ月から半年ほどは効果が持続します。毎朝のスタイリングも楽になるアイロンパーマ、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
カット手法

素材を活かす!マテリアルカットで新しい自分

髪型を変えるというと、多くの人がまず思い浮かべるのは髪の毛の長さを変えることではないでしょうか。しかし、ヘアスタイルを変える方法は長さだけではありません。同じ長さのままでも、髪の毛の切り方次第で、全く違う雰囲気を作り出すことができます。 例えば、毛先に動きを出すことで軽やかな印象を与えたり、反対にボリュームを抑えることで落ち着いた雰囲気にしたり。軽く見せるカットや重く見せるカットなど、美容師が駆使するカット技法は実に様々です。 そんな中、近年注目を集めているカット技法のひとつに「マテリアルカット」があります。これは、髪の毛の量や質感を細かく調整することで、一人ひとりの骨格や髪質に合わせた、より自然で美しいシルエットを造り出すカット技法です。従来のカット技法に比べて、より繊細で高度な技術が求められますが、その分、仕上がりの自然さや扱いやすさに優れていることから、多くの人気を集めています。
名称

知って得する!ヘアスタイルの基礎知識:デッドゾーンを制する

新しいヘアスタイルを決めるとき、顔周りの髪や前髪に目が行きがちです。もちろん、顔の印象を大きく左右する重要な部分ですが、後ろ姿まで気を配ってこそ、本当に洗練されたヘアスタイルと言えるでしょう。 そこで意識したいのが「デッドゾーン」と呼ばれる部分です。「デッドゾーン」とは、襟足や耳の後ろなど、毛髪の動きが表面に出にくいエリアのことを指します。 一見地味な印象かもしれませんが、デッドゾーンはヘアスタイル全体のバランスを左右する、まさに「影の立役者」ともいえる重要な部分です。例えば、デッドゾーンの髪が長すぎると、頭の形が悪く見えたり、重たい印象を与えてしまったりする可能性があります。反対に、短くしすぎると、全体のバランスが崩れ、まとまりのない印象になってしまうことも。 ヘアスタイルをオーダーする際には、デッドゾーンの扱いにも具体的なイメージを持つことが大切です。なりたいイメージを伝え、スタイリストと相談しながら、自分にぴったりのヘアスタイルを見つけましょう。
ヘアスタイル

誰でも似合う?ゆるふわヘアで愛され女子を目指そう!

- ゆるふわヘアとは?ゆるふわヘアとは、その名の通り、「ゆるさ」と「ふわふわ感」を兼ね備えた髪型のことを指します。きっちり決めすぎない、どこか隙のあるような優しい雰囲気と、ふんわりとしたエアリー感が魅力です。この髪型の最大の特徴は、女性らしい柔らかな印象を与えられる点にあります。きつく巻いたカールヘアのような華やかさはありませんが、ナチュラルで親しみやすい雰囲気を演出することができます。そのため、初対面の人が多い場面や、相手に好印象を与えたい時などにも最適です。また、ゆるふわヘアは、髪の長さを問わず楽しむことができるのも魅力です。短い髪の場合は、毛先に軽く動きをつけることで、ふんわりとしたエアリー感を演出できます。一方、長い髪の場合は、大きめのカールでゆるやかに巻くことで、ロマンティックでフェミニンな印象を作ることができます。さらに、ゆるふわヘアは、様々なファッションに合わせやすいというメリットもあります。カジュアルな服装にはもちろんのこと、フェミニンなワンピースや、エレガントなドレスなど、どんな服装にも合わせることができます。このように、ゆるふわヘアは、幅広い世代の女性から支持されているのも納得の魅力が詰まったヘアスタイルです。
ヘアカラーの色

髪色を彩る『彩度』の秘密

私たちは日常生活の中で、信号機、洋服、食べ物など、実に様々な色に囲まれています。これらの色は私たちの生活を豊かに彩るだけでなく、時には重要な情報伝達の役割も担っています。 ところで、私たちが見ている色の見え方は、一体どのような要素によって決まるのでしょうか?その要素の一つに、『彩度』があります。彩度とは、色の鮮やかさの度合いを表す言葉です。 例えば、真っ赤なリンゴと、少し色褪せたリンゴを思い浮かべてみてください。どちらも「赤色」であることに変わりはありませんが、色の鮮やかさには違いがありますよね。これが彩度の違いです。彩度が高い赤色は、私たちに情熱的な印象や、エネルギーを感じさせます。反対に、彩度が低い赤色は、落ち着いた雰囲気や、温かみを表現します。 このように、彩度は色の印象を大きく左右する要素の一つです。デザインやアートの世界では、色の持つ心理的効果を考慮して、彩度を調整することで、より効果的な表現を生み出しています。
シャンプー

美髪を求めるならケラスターゼ

皆さんは「ケラスターゼ」というヘアケアブランドをご存知ですか?ケラスターゼは、どこにでもあるようなありふれたものではありません。街のドラッグストアで見かけることもなく、誰もが簡単に手に入れられるものではないのです。 実は、全国でもわずか1%の選ばれたサロンだけが取り扱いを許されている、特別なヘアケアシリーズなのです。では、なぜケラスターゼは、そんなにも限られた場所でしか販売されていないのでしょうか?それは、ケラスターゼが単なるヘアケア商品ではなく、一人ひとりの髪質や悩みに合わせた、まるでオーダーメイドの洋服のように仕立てられた特別な体験を提供することに重きを置いているからです。一人として同じ髪質の人はいないように、髪にとって本当に良いケアは十人十色。ですから、ケラスターゼは、専門的な知識と技術を持った美容師によって提供されます。彼らは、お客様一人ひとりの髪を丁寧に診断し、髪の状態、抱えている悩み、そしてなりたい理想の髪型に合わせて、最適な製品を選び抜きます。そして、厳選された製品と、サロンで行われる特別なケアによって、お客様は最高のヘアケアを体験することができるのです。
ヘアカラーの色

マット系カラーで垢抜けヘアに!

マット系カラーとは? マット系カラーとは、鮮やかさよりも落ち着いた雰囲気を演出してくれるヘアカラーです。従来のヘアカラーは、光を反射してツヤ感を出すものが一般的でしたが、マット系カラーは光を拡散させることで、まるでベルベットのような柔らかな質感を与えます。 最大の特徴は、日本人の髪に多い赤みを抑え、くすんだような色味を表現できる点です。髪の赤みを打ち消してくれるので、肌の透明感を引き立て、クールな印象を与える効果も期待できます。 近年、その洗練された雰囲気から、マット系カラーは高い人気を誇っています。多くの芸能人やモデルが取り入れていることもあり、トレンドに敏感な若者を中心に幅広い世代に支持されています。
パーマ

デジタルパーマ:長持ちとスタイリングのしやすさが魅力

- デジタルパーマとは? デジタルパーマは、その名の通りデジタル技術を駆使したパーマの一種です。従来のパーマと大きく異なる点は、薬剤だけでなく熱を利用してかけるという点です。 従来のパーマは、主に薬剤の力で髪の毛の結合を切断し、ロッドで髪を巻きつけ固定することでウェーブを作っていました。一方、デジタルパーマは、髪に専用の薬剤を塗布した後、熱を加えることで髪内部のタンパク質に作用し、カールを形成します。この熱処理によって、コテで巻いたような、より自然で弾力のあるカールを作ることが可能になりました。 また、デジタルパーマは形状記憶効果が高いのも特徴です。一度カールが形成されると、髪を洗って乾かすだけでも自然なウェーブが復活するため、朝のスタイリングが格段に楽になります。忙しい朝でも簡単にヘアスタイルが決まるのは、デジタルパーマの魅力と言えるでしょう。
ヘアスタイル

美容室帰りの髪型を自宅で再現!

美容院で、雑誌の切り抜きを見せながら「こんな感じにしてください」とオーダーした経験は誰にでもあるのではないでしょうか。そして、プロの技術によって、理想通りの素敵なヘアスタイルに仕上がった瞬間は、気分が上がりますよね。 しかし、家に帰って自分でスタイリングしようとしても、美容院でセットしてもらった時と同じように仕上がらない…そんな経験はありませんか?せっかく時間とお金をかけて美容院に行ったのに、毎朝のスタイリングがうまくいかないと、結局いつも同じ髪型になってしまうこともあります。 ヘアスタイルは、顔の印象を大きく左右するだけでなく、服装やメイクとのバランスも左右する、私たちの魅力を引き出すための重要な要素の一つです。そして、自分に似合うヘアスタイルを自由に楽しめるようになれば、日々の気分を大きく変えることも可能です。 だからこそ、美容院でセットしてもらったヘアスタイルを、自宅でも簡単に再現できるかどうかは、とても重要になってきます。再現性の高いヘアスタイルは、毎朝のスタイリングの時間短縮にもつながり、忙しい朝でも余裕を持つことができます。また、いつも同じ髪型になってしまう悩みから解放され、自分に自信を持つことにもつながるでしょう。
名称

顔の印象を左右する!もみあげのお手入れ術

顔の印象を左右する要素は数多くありますが、耳元にひっそりと佇むもみあげも、実はその一つです。普段はあまり意識することがないかもしれませんが、意外と周りの視線は向けられているものです。 もみあげの長さや形、濃さといった要素によって、顔全体の印象は大きく変わります。 特に男性の場合は、髪を短くカットするスタイルが多いため、もみあげの存在感はより一層際立ちます。どんなに洗練されたヘアスタイルであっても、もみあげが伸び放題でボサボサの状態では、せっかくの印象も台無しになってしまいます。 一方、女性にとっても、もみあげは重要なパーツです。髪をアップにした際に、無造作に伸びたもみあげが目立ってしまうと、せっかくのヘアアレンジも魅力が半減してしまいます。また、濃くぼさついたもみあげは、清潔感が欠けて見えてしまう可能性も。 だからこそ、男女問わず、日頃からもみあげをしっかりと整えておくことが大切です。
トリートメント

美容師が解説!知っておきたい「ケミカル」の基礎知識

美容室に行くと「ケミカル」という言葉を耳にすることがありますよね。なんとなく、薬剤や化学物質が使われているようなイメージを持つかもしれませんが、実際にはどのようなものを指すのでしょうか?今回は、美容師の立場から、この「ケミカル」について、分かりやすく説明していきます。 美容室で「ケミカル」と表現する場合は、一般的に、パーマ剤やカラー剤、縮毛矯正剤など、髪に化学的な変化を与える薬剤のことを指します。これらの薬剤には、髪の内部の構造を変化させて、ウェーブを出したり、色を変えたり、まっすぐにしたりする効果があります。 例えば、パーマ剤には、髪のタンパク質の結合を切断して、ロッドで巻いた形に再結合させることで、ウェーブを作る効果があります。カラー剤は、髪のメラニン色素を分解したり、新たな色素を髪の内部に定着させることで、髪を染める効果があります。縮毛矯正剤は、髪の内部の結合を切断し、アイロンの熱を加えながら再結合させることで、くせ毛をまっすぐに伸ばす効果があります。 これらのケミカルは、正しく使用すれば、私たちのなりたい髪型を実現するための、とても便利なものです。しかし、その一方で、使い方を誤ると、髪や頭皮にダメージを与えてしまう可能性もあるため注意が必要です。美容師は、お客様の髪質や頭皮の状態、そしてなりたいイメージに合わせて、薬剤の種類や濃度、施術方法を調整しています。 安心してお任せいただけるよう、お客様にはどのような薬剤を使用するのか、なぜその薬剤を選んだのかを丁寧に説明するように心がけています。疑問があれば、遠慮なく質問してくださいね。
ヘアカラーの色

マット系カラーで垢抜けヘア

- 話題のマット系カラーとは? マット系カラーとは、光沢を抑えた、まるでベルベットのような柔らかな質感に仕上がるヘアカラーのことです。 従来のヘアカラーは、ツヤ感や透明感を重視したものが主流でしたが、近年では、あえてツヤを抑えることで、深みのある落ち着いた雰囲気を演出できるマット系カラーが人気を集めています。 マット系カラーは、赤みを抑える効果があり、日本人の髪に多く含まれるメラニン色素の赤みを打ち消し、透明感がありながらも、柔らかな印象に仕上げてくれます。 グリーンを基調としたカラーが多く、アッシュ系やカーキ系など、落ち着きのあるカラーとの相性が抜群です。 明るさを抑えた暗髪でも、重たく見えにくく、おしゃれで洗練された雰囲気を演出できるのも魅力の一つです。
名称

ヘアスタイルの「ディティール」で差をつける!

「ディティール」という言葉、よく耳にしませんか? なんとなくお洒落なイメージはあっても、ヘアスタイルにおいて具体的に何を指すのか、いまいちピンとこない方もいるかもしれません。 例えば、素敵な洋服を見て「細部までこだわってるなぁ」と感じることはありませんか? ヘアスタイルでいう「ディティール」も、まさにそのような、全体の印象を左右するような細かな部分のことを指します。 洋服で例えるなら、ボタンや刺繍、ステッチなどの部分ですね。 ヘアスタイルでいう「ディティール」とは、具体的には、毛先の動きや束感、前髪の分け目、顔周りの髪の毛の流れ方などです。 これらの要素を少し変えるだけでも、ヘアスタイル全体の雰囲気は大きく変わります。 例えば、毛先に軽く動きを出すだけで、軽やかで華やかな印象になったり、前髪の分け目を変えるだけで、顔の印象をガラリと変えられます。 「なんとなくヘアスタイルが決まらない…」 「いつもと同じヘアスタイルなのに、何か違う…」 そんな時は、もしかしたら「ディティール」が足りていないのかもしれません。 美容師さんにヘアスタイルをオーダーする際に、「ディティール」を意識して伝えることで、より理想のイメージに近づけるはずです。
髪質

髪にも影響大!抗酸化作用のヒミツ

- 老化の原因、活性酸素 私たちは日々、呼吸をすることで生命を維持しています。しかし、その生命活動の裏側では、体内で活性酸素と呼ばれる物質が生まれていることをご存知でしょうか? 活性酸素は、まるで錆のように、私たちの細胞を少しずつ傷つけていく存在です。 肌にシワやたるみを生み出すだけでなく、髪の毛のツヤやハリを奪い、白髪を増やす原因の一つとしても、活性酸素は深く関わっています。 活性酸素は、紫外線やストレス、喫煙、大気汚染など、様々な要因によって発生します。 老化を完全に止めることはできませんが、生活習慣の改善や食事に気を配ることで、活性酸素の発生を抑え、老化の速度を緩やかにすることは可能です。
頭皮

知っておきたい!ケトコナゾールの基礎知識

- ケトコナゾールとは? ケトコナゾールは、皮膚や爪など、体の様々な場所で起こる真菌感染症の治療に用いられるお薬です。真菌とは、いわゆるカビの仲間で、湿気のある暖かい場所を好みます。この真菌が増えすぎてしまうと、かゆみやかぶれ、赤みなどの症状を引き起こすことがあります。 ケトコナゾールは、真菌の細胞膜の生成を妨げることで、その増殖を抑えます。細胞膜は、人間で例えると、家を守る壁のような役割を果たしています。この壁が作れなくなると、真菌は生きていくことができなくなり、最終的には死滅します。 ケトコナゾールは、クリームやローション、シャンプーなど、様々な剤形で処方されます。症状や感染部位に合わせて、医師が適切な剤形や使用方法を指示しますので、自己判断で使用するのではなく、必ず医師の指示に従ってください。
名称

美しいうなじの鍵!知っておきたい「みつえり」の話

- みつえりとは 首の後、髪の毛が生えている一番下の部分を襟足といいますが、その襟足の両端、耳の下あたりから始まる三角形の部分を「みつえり」と呼びます。顔の輪郭でいえばアゴ先に当たる部分ですね。 このみつえりは、頭の形や首の長さによって見え方が異なり、長さや生え方、くせの出方など、その形状は一人ひとり異なります。そのため、ヘアスタイル全体の長さやボリューム、襟足のラインの見え方など、スタイルの印象を大きく左右する、いわばヘアスタイルの土台となる重要な部分なのです。 しかし、普段なかなか目にする機会が少ないため、みつえりの存在を知らずにいたり、重要視していなかったりする方も多いのではないでしょうか? 実は、このみつえりを意識してカットやスタイリングをすることで、ヘアスタイル全体のバランスが格段とよくなり、より洗練された印象を与えることができます。例えば、短いヘアスタイルの場合、みつえりをタイトに抑えることで、首が長くスッキリと見せる効果があります。一方、長いヘアスタイルの場合は、みつえりに少しだけ長さを残して丸みを出すことで、女性らしい柔らかな雰囲気を演出することができます。 このように、みつえりはヘアスタイルにおいて重要な役割を担っているため、ぜひ一度、鏡で自分のみつえりを見てみて下さい。そして、自分のみつえりの特徴を理解した上で、ヘアスタイルを楽しむようにしましょう。
カット手法

「繋げない」が鍵?今どきヘアの秘密兵器、ディスコネクション

近年、個性的なヘアスタイルが流行する中で、「ディスコネクション」という言葉を耳にする機会が増えましたね。少し聞き慣れない言葉に、難しそうだと感じている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実は皆さんがよく知る「ツーブロック」もディスコネクションの一種なのです。つまり、ディスコネクションは決して特別な技術ではなく、私たちにとって身近な存在なのです。 簡単に言うと、ディスコネクションとは、髪をいくつかのブロックに分けてカットする際に、それぞれの境目をぼかさずに、あえて段差を作るテクニックのことです。例えば、サイドを短く刈り上げたツーブロックの場合、上の髪と刈り上げた部分の境目がはっきりとした段差になっていますよね。これがディスコネクションの特徴です。 従来のヘアスタイルでは、髪全体の繋がりを重視し、段差が目立たないようにカットするのが一般的でした。しかし、ディスコネクションを取り入れることで、ヘアスタイルにメリハリが生まれ、動きや立体感を表現することができます。また、顔周りの髪にディスコネクションを施すことで、小顔効果も期待できます。 このように、ディスコネクションは、ヘアスタイルに個性や遊び心を加えたい方におすすめのテクニックです。興味のある方は、ぜひ一度担当の美容師に相談してみて下さい。