アップステム

パーマ

パーマの仕上がりを左右する「ステム」って?

美容院で新しい髪型に挑戦する際、パーマをかける方は多いのではないでしょうか。パーマは、髪の毛にウェーブやカールなどの動きをつけることで、髪型にボリュームや変化を加えることができます。しかし、パーマをかける際に、美容師さんから「ステム」という言葉を聞いて、戸惑った経験はありませんか?実は、このステムは、パーマの仕上がりに大きく影響する重要な要素なのです。 ステムとは、日本語で「毛幹」と呼ばれる、髪の根元からパーマをかけずに残す部分の長さのことを指します。イメージとしては、植物の茎のようなものです。このステムの長さによって、パーマのかかり具合や、仕上がりの印象が大きく変わってきます。 例えば、ステムが短い場合は、根元からしっかりとパーマがかかるため、ボリュームが出やすく、華やかな印象になります。逆に、ステムが長い場合は、根元は自然なストレートの状態が保たれ、毛先にいくにつれて緩やかにパーマがかかるため、ナチュラルで落ち着いた印象になります。 このように、ステムの長さ一つで、パーマの仕上がりが大きく変わるため、自分のなりたいイメージや髪質に合ったステムの長さを選ぶことが大切です。そのためにも、美容師さんとしっかりと相談しながら、施術を進めていきましょう。