カット

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ヘアスタイルの基礎!イヤートゥイヤーとは?

- ヘアスタイルにおけるイヤートゥイヤーの役割 ヘアスタイルを決める際、顔の形や髪質と合わせて考慮したいのが「イヤートゥイヤー」というラインです。これは、左右の耳の付け根を結んだ線を指します。 多くの人は、イヤートゥイヤーが頭のちょうど真上を通ると考えているかもしれませんが、実際には頭の少し前の位置を通っています。鏡で確認してみると、思っていたよりも前にあると感じるのではないでしょうか。 このイヤートゥイヤーは、ヘアスタイルにおいて重要な役割を担っています。例えば、髪を前後に大きく分けるとき、このラインを基準にすることで、顔の形に合わせたバランスの取れたスタイルを作ることができます。 具体的には、丸顔の人はイヤートゥイヤーよりも少し後ろで髪を分けると、顔の長さが強調され、シャープな印象になります。逆に、面長の人はイヤートゥイヤーよりも前で髪を分けると、顔の縦のラインが目立たなくなり、柔らかな印象になります。 このように、イヤートゥイヤーを意識することで、顔の形のコンプレックスをカバーしたり、なりたいイメージに近づけることが可能になります。ヘアスタイルに迷ったときは、ぜひこのラインを参考にしてみてください。
カット手法

シャギーカットで叶える、軽やかで動きのあるスタイル

- シャギーカットとは シャギーカットは、特別なハサミを使って毛先に軽さを出すカット技法のことです。毛の量を減らすハサミなどを使い、毛先をわざと不揃いにカットすることで、軽やかで動きのあるヘアスタイルを作ることができます。 従来のカットのように、毛先を一直線に揃えるのではなく、シャギーカットでは毛先に段差をつけることで、髪に動きと軽さを出すことができます。このカット方法によって、重たく見えがちな髪型も、軽やかでエアリーな雰囲気に仕上げることができます。 さらに、シャギーカットは、顔周りの髪の毛の長さを調整することで、小顔効果も期待できます。顔の形に合わせたカットや、毛束の出し方によって、個性を引き出しつつ、自然で魅力的な印象を与えることができます。
カット手法

ヘアスタイルに動きを!ハの字スライスの秘密

- ハの字スライスとは?「ハの字スライス」、それはまるで書道の「ハ」の字のように、髪の毛を斜めにカットしていくテクニックのこと。別名「Aラインスライス」とも呼ばれ、近年多くの美容師が取り入れています。このテクニックの最大の特徴は、毛先に軽やかさと動きをプラスできる点にあります。従来のカット方法では重くなりがちな毛先も、ハの字スライスを施すことで、まるで羽根が生えたかのようなエアリーな仕上がりに。さらに、様々なヘアスタイルに合わせやすいのも魅力のひとつ。例えば、ボブスタイルに適用すれば、キュートな丸みを帯びつつも、軽やかな印象に。ミディアムヘアに適用すれば、動きが出てスタイリングしやすくなるなど、その効果は絶大です。まさに、現代女性の「なりたい」を叶える魔法のテクニックと言えるでしょう。
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似合わせの鍵!リップラインで叶える、魅力的なヘアスタイル

美容院に行った後で、「あれ? 何かイメージと違う…」と感じた経験はありませんか?なりたい髪型をうまく伝えられず、モヤモヤした気持ちになったことがある方もいるのではないでしょうか。せっかく美容院に行くなら、思い通りのヘアスタイルになりたいですよね! 実は、美容師さんとイメージを共有するために、ちょっとしたコツがあるんです。そのカギとなるのが「リップライン」という言葉。リップラインとは、その名の通り唇のラインのこと。例えば、「リップラインでカット」と伝えれば、唇の端くらいの長さでカットすることを意味します。 「肩より少し上くらい」「顎のラインあたり」といった曖昧な表現ではなく、リップラインのように具体的な長さを示す言葉を使うことで、美容師さんとイメージを共有しやすくなるため、仕上がりのズレを防ぐことができるんです。 さらに、雑誌の切り抜きや写真を見せるのも効果的です。イメージに近い髪型を見せることで、より具体的に希望を伝えることができます。 これらのポイントを踏まえて、次の美容院では、美容師さんとしっかりとイメージを共有し、思い通りのヘアスタイルを手に入れましょう!
カット手法

ヘアスタイルの土台となるシェープで理想の髪型を手に入れよう

- 形を整えるということ 「シェープ」とは、英語の"shape"からきており、「形づくる」「形状」といった意味を持っています。美容室でよく耳にする言葉ですが、これは髪型を整えることを意味し、カットやスタイリングなど様々な場面で使われています。 例えば、美容師が髪を切りながら「シェープはこれで大丈夫ですか?」と尋ねることがあります。これは、今の髪の形でお客様が納得しているかを確認している言葉です。お客様は、鏡に映る自分の髪型を見て、最終的な仕上がりのイメージを具体的にすることができます。 シェープは、髪の長さや量を調整するだけでなく、顔の形や頭の形に合わせて微調整することで、より魅力的なスタイルを作り出すことができます。そのため、美容師とのカウンセリングで、自分の希望するヘアスタイルを伝える際に、「トップにボリュームが欲しい」「横顔はスッキリさせたい」といったように、具体的なシェープのイメージを伝えることが大切です。 美容師とイメージを共有することで、お客様が望む理想のヘアスタイルに近づけることができるでしょう。
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前上がりヘアで叶える!小顔と垢抜けを両立するスタイル

- 前上がりのスタイルとは?前上がりのヘアスタイルは、後頭部から側頭部、そして顔周りにかけて徐々に髪の長さが短くなるようにカットした髪型のことを指します。後ろから見ると緩やかな曲線を描き、前から見ると顔まわりに動きが生まれるのが特徴です。このスタイルの一番の魅力は、なんといっても顔周りがすっきり見えることです。サイドの髪が短くなることで、顔の輪郭がはっきりとし、明るい印象を与えます。また、顔の縦のラインが強調されるため、小顔効果も期待できます。さらに、首元が綺麗に見え、全体のバランスを良くしてくれるのも魅力です。首が長く見えることで、スタイルアップ効果も期待できます。前上がりのスタイルは、ショートヘアからロングヘアまで、様々な髪の長さで楽しむことができます。髪質や骨格に合わせて、自分に似合う前上がりのスタイルを見つけてみましょう。
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ハーフドライで叶える!簡単スタイリング術

- ハーフドライとは?ハーフドライとは、その名の通り髪を完全に乾かさずに、半分乾いた状態のことです。お風呂上がりなどに髪をタオルで拭いた後、ドライヤーを使ってある程度乾かしていきますが、完全に乾かすのではなく、少し湿った状態を残すのがポイントです。この少しの湿り気が残っている状態が、スタイリングをスムーズに行うための重要な鍵となります。なぜなら、髪が完全に乾いてしまうと、ヘアスタイルを固定するのに必要な柔軟性が失われてしまうからです。完全に乾いた髪は、硬く形を変えにくいため、ヘアアイロンやコテを使っても思い通りのスタイリングが難しくなります。一方、ハーフドライの状態の髪は、まだ柔軟性を持っているため、ヘアアイロンやコテの熱で形がつきやすく、スタイリングがしやすいというメリットがあります。また、ハーフドライには、ドライヤーの熱による髪のダメージを軽減できるという利点もあります。髪が濡れた状態だと、ドライヤーの熱を吸収しやすく、ダメージを受けやすくなってしまいます。しかし、ある程度乾いた状態であれば、髪の水分量が少なくなるため、ドライヤーの熱によるダメージを抑えることができます。このように、ハーフドライは、スタイリングのしやすさだけでなく、髪の健康にも配慮したヘアケア方法と言えます。
ヘアスタイル

小顔効果抜群!前下がりボブで叶える、大人可愛いヘアスタイル

- 前下がりスタイルとは?前下がりスタイルとは、その名の通り、頭の後ろ側から顔の方に向かって段々と髪の毛が長くなっていくヘアスタイルのことです。後ろから見るとアルファベットの「A」のように見えることから、「Aライン」と呼ばれることもあります。前下がりスタイルは、ボブやショートヘアといった短めの髪型と相性が良く、人気の高いスタイルです。顔の周りに髪を残すことで、自然にフェイスラインをカバーしてくれる効果があります。そのため、顔を小さく見せる効果、いわゆる「小顔効果」が期待できる点が、多くの人から支持されている理由です。さらに、前下がりスタイルは、顔の形を選ばずに似合わせやすいというメリットもあります。丸顔の方であれば、縦長のラインを強調することで顔全体をシャープに見せる効果がありますし、面長の方であれば、サイドの髪が顔の長さをカバーしてくれるため、バランスの取れた印象になります。このように、前下がりスタイルは、小顔効果や顔の形を補正する効果など、様々な魅力を持つヘアスタイルと言えるでしょう。
カット手法

美容師が解説!『ノーテンション』でつくる、自然なヘアスタイル

- ノーテンションとは?ノーテンションとは、パーマやブローを施す際、髪に不要な力を加えず、ふんわりと扱う特別な技術のことです。従来の方法では、髪をしっかりと引っ張って固定したり、ブラシに巻き付けたりする工程がありましたが、ノーテンションでは、その名の通り、髪にかかるテンションを極力抑え、自然な仕上がりに導きます。例えば、パーマをかける場面を考えてみましょう。従来の方法では、髪をロッドにきつく巻き付けることで、しっかりとしたウェーブを作っていました。しかし、ノーテンションでは、髪をロッドに柔らかく巻き付けることで、まるで生まれつきのような、自然で柔らかなウェーブを作り出すことができます。ブローの際も同様です。従来のブローでは、ブラシを使って髪を強く引っ張りながら熱風を当てることで、ボリュームやストレートヘアを作っていました。しかし、ノーテンションでは、ブラシを強く当てずに、ふんわりと空気を含ませるようにブローします。そうすることで、不自然なボリュームを抑えつつ、自然な動きのある、柔らかなスタイルを作り出すことができます。ノーテンションは、髪への負担を最小限に抑えながら、自然で美しいヘアスタイルを実現するための、まさに革新的技術と言えるでしょう。
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ネープレスで叶える!小顔と快適さを両立するヘアスタイル

- ネープレスとは近年、美容師の間でも話題になっている「ネープレス」という言葉を耳にしたことはありますか? ネープレスとは、その言葉の通り、襟足部分を短くカットして首元をスッキリと見せるヘアスタイルのことです。「ネープ」は襟足を意味する英語「nape」から来ており、「レス」は「より少ない、ない」という意味を持つ英語「less」から来ています。つまりネープレスとは襟足をなくす、あるいは短くしたヘアスタイルを指す造語なのです。 従来のヘアスタイルでは、襟足部分を少し残してカットするのが一般的でした。しかし、ネープレスは襟足を思い切って短くカットしたり、刈り上げたりすることで、首筋を綺麗に見せ、より洗練された印象を与えることができます。そのため、おしゃれに敏感な人たちの間で人気が高まっています。 ネープレスは、ショートヘアはもちろん、ボブやロングヘアなど、どんな髪の長さでも取り入れることができます。また、カットの仕方によって、キュートな印象にもクールな印象にもなるので、自分のなりたいイメージに合わせて、様々なアレンジを楽しむことができます。
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ヘアスタイルの要!ネープで印象を自由自在に

髪型を決めるとき、顔の周りの印象や髪の長さに目が行きがちですが、実は「うなじ」と呼ばれる部分が全体のバランスを大きく左右します。「うなじ」とは、首の後ろの部分、髪の毛の生え際あたりを指す言葉です。そして、美容師の間では、このうなじの生え際から数センチ上の部分を「ネープ」と呼びます。 このネープ部分は、頭の形や首の長さ、毛の流れ方や生え方が一人ひとり異なるため、カットするのが難しい部分として知られています。そのため、美容師は、お客様のネープの特徴をしっかりと見極め、毛の長さや量、角度などを調整しながら、丁寧にカットしていく必要があります。 ネープのカット一つで、ショートカットやボブなどの短い髪型は、全く異なる印象になります。例えば、ネープの髪を短くカットすると、首筋がスッキリと見え、爽やかな印象になります。一方、ネープの髪を長めに残すと、女性らしい柔らかな印象になります。また、ネープの毛量を調整することで、頭の形をより美しく見せる効果もあります。 このように、ネープはヘアスタイル全体のバランスを左右する重要な部分です。美容師と相談しながら、自分にぴったりのネープを見つけてみましょう。
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スタイルの決め手!ラインの種類と特徴

- ラインとは 髪を切った際に、毛先が作る輪郭線のことを"ライン"と呼びます。 これは、いわば洋服でいう裾のようなもので、ヘアスタイル全体の印象を決める大切な要素です。 顔の形や輪郭を際立たせたり、逆に目立たなくさせたりと、顔の印象を大きく左右する力も持っています。 ラインの作り方は実に様々です。 長さや角度、毛量を調整することで、同じ髪型でも全く異なる雰囲気を出すことができます。 例えば、ボブスタイル一つとっても、 * あごのラインで水平にカットしたシャープな印象のボブ * 前下がりにカットすることで、顔周りに動きを出したボブ * 毛先に軽さを出した、ふんわりとした印象のボブ など、ラインの作り方によって大きく印象が変わります。 そのため、お客様一人ひとりの骨格や髪質、そしてなりたいイメージをしっかり把握し、最適なラインを見つけることが、ヘアデザイナーの腕の見せ所と言えるでしょう。
カット手法

ヘアスタイルの基盤を作る!ラインの重要性

髪型において「ライン」とは、襟足やもみあげなど、顔や首と髪の毛の境界線を指します。これは、洋服で例えるなら裾や袖口にあたり、ヘアスタイル全体の印象を大きく左右する重要な要素です。 ラインの作り方は、ヘアスタイルのシルエットや顔の形、首の長さなど、様々な要素を考慮して決定されます。例えば、丸顔の人は縦長のラインを作ることでシャープな印象を与えることができますし、逆に面長の人は横長のラインを作ることで顔の長さをカバーすることができます。 また、首が短い人は襟足を短くすることでスッキリとした印象を与えることができますし、逆に首が長い人は襟足を長めにすることでバランスを取ることができます。 このように、ラインはヘアスタイルにおいて非常に重要な要素であり、顔の形や首の長さなどを考慮しながら、自分に合ったラインを作っていくことが大切です。
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ソフトモヒカンが簡単に決まる!コンベックスカットとは?

最近、美容室で「コンベックスカット」という言葉を耳にすることが増えましたね。 コンベックスカットとは、丸みを帯びたシルエットが特徴的なヘアカット技術のことです。まるでソフトモヒカンような、トップにボリュームがありつつも、サイドはスッキリとしたスタイルに仕上がります。 最大の魅力は、その小顔効果です。トップのボリュームで頭の形を綺麗に見せながら、サイドをタイトに仕上げることで、顔周りがすっきりとし、小顔に見せる効果が期待できます。 さらに、コンベックスカットは、骨格や髪質を選ばない点も魅力です。丸顔さんや面長さんなど、様々な顔型の方に似合いやすく、髪の量が多い人も少ない人も、理想のスタイルを実現することができます。 スタイリングも簡単で、ワックスを揉み込むだけで簡単に動きを出すことができます。朝の忙しい時間帯でも、手軽にスタイリングが決まるのは嬉しいですね。
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ヘアスタイルの鍵!正中線を理解して理想の髪型へ

- 正中線とは? 顔の中心から後頭部にかけて、頭部を縦にまっすぐ分ける線のことを「正中線」といいます。 別名「モヒカンライン」とも呼ばれ、その名の通り、モヒカンヘアを作る際に髪を残す中心部分のことです。 -# なぜ重要なの? 正中線は、ヘアスタイル全体のバランスを決める上で非常に重要な役割を担っています。 左右対称に作るスタイルはもちろん、あえて非対称にする場合でも、この正中線を基準に髪の毛の長さや量を調整することで、美しいシルエットをデザインすることができます。 例えば、前髪の分け目を決めたり、トップにボリュームを出したい位置を決めたりする際にも、正中線を意識することで、顔の形に合ったバランスの取れたヘアスタイルを作ることができます。 -# 美容師とのカウンセリングで 美容師は、お客様の骨格や髪質を見極め、正中線を基準にヘアスタイルを提案します。 そのため、美容師とのカウンセリングでは「トップにボリュームが欲しい」「左右で長さを変えたい」といった要望を伝えるだけでなく、「正中線を基準に、どの部分をどのように調整してほしいか」を具体的に伝えることで、より理想のイメージに近づけることができます。
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個性を生み出すアシンメトリーヘア

左右対称であることが美しいとされてきた概念を覆し、近年注目を集めているのがアシンメトリーというスタイルです。これは、ヘアスタイルにおいても例外ではありません。あえて左右のバランスを崩すことで、今までにない個性的で魅力的なヘアスタイルを手に入れることができます。 例えば、右側は耳元でカットしたボブスタイルなのに、左側は肩につくくらいの長さにしたり、前髪を左右で長さを変えたりと、その組み合わせは無限大です。また、カラーリングで変化を加えることも可能です。右側は温かみのあるブラウン系の色味でまとめながら、左側はクールな印象のグレー系の色味を取り入れるなど、大胆な変化を楽しむこともできます。 アシンメトリーの魅力は、なんといってもその斬新さと動きにあります。左右対称のスタイルと比べて、視線が動きやすくなるため、単調な印象になりにくく、スタイリング次第で様々な表情を見せてくれます。また、顔のパーツのバランスが気になる方にもおすすめです。片側を長くすることで顔を隠すように見せたり、反対に短くすることで顔周りを明るく見せるなど、顔の印象を調整する効果も期待できます。
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小顔効果も期待大!アウトラインで作る理想のヘアスタイル

- アウトラインとは髪型を決める際に、「アウトラインはどうされますか?」と美容師に尋ねられたことはありませんか?初めて聞く言葉に戸惑ってしまう方もいるかもしれません。アウトラインとは、髪型のシルエットのことを指します。例えば、ショートヘア、ボブ、ロングヘアといった髪型の大きな枠組みではなく、顔まわりや襟足のラインといった、より細かい部分の形を指す場合が多いでしょう。顔まわりに注目してみましょう。サイドの髪を頬のラインに沿ってカットすると、シャープで大人っぽい印象になります。逆に、丸みを帯びたラインでカットすると、柔らかく可愛らしい印象になります。このように、アウトラインは顔の印象を大きく左右する要素です。顔まわりだけでなく、襟足も重要なポイントです。襟足を短くカットすると、首が長くスッキリとした印象を与えます。一方、長めに残すと、女性らしい柔らかな印象になります。アウトラインは、ヘアスタイル全体のバランスを決める大切な要素です。なりたいイメージや髪質、骨格などを考慮しながら、美容師と相談して決めていきましょう。
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ヘアスタイルの決め手!「コーナー」でつくる美しいシルエット

髪型を決める上で「シルエット」は重要な要素ですが、このシルエットを大きく左右するのが「コーナー」です。 「コーナー」って、よく聞くけれど、一体どこを指すのでしょうか? 簡単に言うと、コーナーとは、髪型にできる山型や角ばっている部分のこと。別名「カド」とも呼ばれ、ヘアスタイル全体の印象を大きく左右する重要な要素です。 コーナーは、毛束と毛束の間や、デザインの切り替わる部分に見られます。例えば、段を入れていないストレートヘアの場合、顔まわりに自然とできる角ばった部分がコーナーです。 このコーナーを意識することで、ヘアスタイルにメリハリが生まれ、立体感が生まれます。丸みのあるコーナーは、柔らかく優しい印象を与え、一方で、角ばったコーナーは、シャープでクールな印象を与えます。 自分の顔型や髪質、そしてなりたいイメージに合わせて、コーナーを調整することで、より一層、魅力的なヘアスタイルを手に入れることができるでしょう。
カット手法

「繋げない」が鍵?今どきヘアの秘密兵器、ディスコネクション

近年、個性的なヘアスタイルが流行する中で、「ディスコネクション」という言葉を耳にする機会が増えましたね。少し聞き慣れない言葉に、難しそうだと感じている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実は皆さんがよく知る「ツーブロック」もディスコネクションの一種なのです。つまり、ディスコネクションは決して特別な技術ではなく、私たちにとって身近な存在なのです。 簡単に言うと、ディスコネクションとは、髪をいくつかのブロックに分けてカットする際に、それぞれの境目をぼかさずに、あえて段差を作るテクニックのことです。例えば、サイドを短く刈り上げたツーブロックの場合、上の髪と刈り上げた部分の境目がはっきりとした段差になっていますよね。これがディスコネクションの特徴です。 従来のヘアスタイルでは、髪全体の繋がりを重視し、段差が目立たないようにカットするのが一般的でした。しかし、ディスコネクションを取り入れることで、ヘアスタイルにメリハリが生まれ、動きや立体感を表現することができます。また、顔周りの髪にディスコネクションを施すことで、小顔効果も期待できます。 このように、ディスコネクションは、ヘアスタイルに個性や遊び心を加えたい方におすすめのテクニックです。興味のある方は、ぜひ一度担当の美容師に相談してみて下さい。
ヘアスタイル

個性を生かす!マッシュヘアで垢抜けスタイルを実現

- マッシュヘアとはマッシュヘアとは、丸いシルエットが特徴的なヘアスタイルのことです。その名の通り、きのこのような愛らしい形が特徴で、近年では性別を問わず人気を集めています。従来のマッシュヘアは、丸みを帯びたシルエットを強調した個性的なスタイルでしたが、最近では様々なアレンジが加えられ、より幅広い層に受け入れられています。例えば、前髪を長く残して流れるようにしたり、毛量を調整して軽さを出したりすることで、個性を出しつつも挑戦しやすいスタイルに仕上がります。また、髪の色やパーマを加えることによって、さらに個性を表現することも可能です。明るい髪色で軽快な印象にしたり、パーマで動きを出して柔らかな印象にしたりと、様々なバリエーションを楽しむことができます。マッシュヘアは、顔の形を選ばず、どんな人にも似合いやすいという点も魅力の一つです。丸顔の人は縦のラインを強調することでバランスを取ることができ、面長の人は顔周りにボリュームを出すことで、顔の長さを目立ちにくくすることができます。さらに、マッシュヘアはスタイリングが簡単なのも嬉しいポイントです。ワックスやジェルを使って毛流れを整えるだけで、簡単にスタイリッシュなヘアスタイルを作ることができます。朝の忙しい時間帯でも、手軽におしゃれを楽しむことができます。
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カットの基礎知識!テンプルポイントってどこ?

美容院に行くと、美容師が使う専門用語が飛び交うことがありますよね。普段耳にしない言葉だと、どんな施術をされるのか不安に感じる方もいるかもしれません。しかし、これらの専門用語は、美容師同士が円滑に意思疎通を図るために必要不可欠なものです。お客様とのカウンセリングでも、仕上がりイメージを共有するためには、いくつかの重要な専門用語を知っておくと便利です。 例えば、髪の長さを伝える際に使われる「ワンレングス」。これは、毛先の長さを揃えるカット技法のことで、段差のないスタイルを指します。一方、「グラデーション」は、段差を付けるカット技法です。襟足にいくにつれて短くなるようにカットすることで、首元をスッキリと見せる効果があります。また、「レイヤー」は、髪に動きを出すために、表面の髪を短くカットする技法です。軽やかな印象を与えたい場合に有効です。 カラーリングの際にも、様々な専門用語が使われます。「ハイライト」は、部分的に明るい色を入れることで、髪に立体感を与える技法です。「ローライト」は逆に、部分的に暗い色を入れることで、髪に陰影を付ける技法です。これらの技法を組み合わせることで、より複雑で奥行きのあるカラーリングを楽しむことができます。 美容師が使う専門用語は、お客様との認識の違いを防ぎ、より理想のヘアスタイルに近づくために必要なものなのです。
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ヘアスタイルの決め手! テンションを制する者は髪を制す

「テンションかけて引っ張りますね」 美容院でこんな言葉を耳にしたことはありませんか? 美容師がよく使う「テンション」という言葉ですが、実は仕上がりのスタイルを大きく左右する重要な要素です。 今回は、普段あまり意識することのない「テンション」について詳しく解説していきます! 美容師が使う「テンション」とは、髪を引っ張る強さのことを指します。 カットやブロー、ストレートパーマなど、あらゆる施術において重要な役割を担っています。 例えば、髪を強く引っ張ってカットすると、髪が短く感じたり、仕上がりが軽くなったりします。 逆に、弱く引っ張ってカットすると、長さを残せたり、重さを残した仕上がりになったりします。 ブローやストレートパーマでは、テンションのかけ方によって、仕上がりのボリュームやカールの強さが変わってきます。 強く引っ張ると、ボリュームを抑えたストレートヘアに、弱く引っ張ると、ふんわりとしたカールヘアに仕上がります。 このように、テンションは仕上がりのイメージを大きく左右する要素の一つです。 なりたい髪型を伝える際には、「軽くしたい」「ふんわりとさせたい」など、具体的なイメージを伝えるようにしましょう。 美容師は、髪の状態やなりたいイメージに合わせて、適切なテンションで施術を行います。 しかし、自分の髪質や普段のスタイリング方法を理解しておくことで、より満足のいく仕上がりを得られるはずです。
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ヘアスタイルの要!ヘムラインを理解して理想のスタイルへ

- ヘムラインとは 衣服の縁取りを表す言葉として使われてきた「ヘムライン」。近年では、ヘアスタイルにおいても、顔周りの印象を左右する重要な要素として注目されています。 髪型のヘムラインは、大きく分けて三つあります。一つ目は、「生え際のライン」です。これは、生まれつきのものであり、一人ひとり異なります。二つ目は、「カットで作るライン」です。美容師の技術によって、毛先の長さや量を調節することで、様々なラインを生み出すことができます。そして三つ目は、「セット後にできるライン」です。スタイリング剤やヘアアイロンなどを使用することで、髪の毛の流れや動きをコントロールし、思い通りのラインを作り出すことが可能です。 これらのヘムラインを意識することで、ヘアスタイル全体のバランスを整えることができます。例えば、丸顔の人は、サイドの髪を短くカットして縦長のラインを強調することで、顔の長さをカバーすることができます。また、面長の人は、前髪を作ったり、サイドにボリュームを出したりすることで、顔の縦の長さを緩和することができます。 このように、ヘムラインは、顔型や髪質、そしてなりたいイメージに合わせて、自在にデザインすることができます。そして、ヘムラインを意識したヘアスタイルは、洗練された印象を与え、おしゃれ度を格段に向上させてくれるでしょう。
カット手法

カット技法の一つ、ポイントカットで叶える!軽やかで動きのあるヘアスタイル

ポイントカットとは ポイントカットとは、毛束に対してハサミを縦に入れてカットしていく技法のことです。まるで何かを叩き切るような独特なカット方法であることから、「チョップカット」と呼ばれることもあります。 ポイントカットとは対照的に、ハサミを水平に入れてまっすぐにカットする技法は「ブラントカット」と呼ばれます。ブラントカットは、毛先を揃えてカットするため、すっきりとした印象を与えます。 一方、ポイントカットは、毛先に意図的に不揃いのギザギザを作ることで、毛束同士のなじみを良くし、自然で動きのある軽やかなヘアスタイルを実現します。