カット

ヘアスタイル

ふんわり優しい印象に!『空気感』でつくる最旬ヘアスタイル

- 空気感ヘアとは? 近年、美容師とのカウンセリングでよく耳にする「空気感」という言葉。一体どんなヘアスタイルのことか、ご存知ですか? 簡単に言うと、髪の毛と髪の毛の間に隙間を作って、ふんわりと軽やかな印象を与えるヘアスタイルのことです。束感や無造作な動きが加わることで、抜け感のあるおしゃれな雰囲気が生まれます。 従来のヘアスタイルでは、髪の毛を均一に揃えたり、しっかりと巻いたりすることが一般的でした。しかし、空気感ヘアは、あえて毛束を引き出したり、ランダムなカールを加えたりすることで、柔らかく立体的なスタイルを作り出します。 この空気感は、顔周りを明るく見せる効果や、小顔効果も期待できます。また、重たい印象になりがちなロングヘアも、軽やかで動きのあるスタイルに変身させることができます。 さらに、スタイリング剤を軽く揉み込むだけで簡単に動きが出せるため、忙しい朝でも手軽にセットできるのも魅力です。
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ヘアスタイルの要!襟足デザインで垢抜けヘアに

顔まわりと並んで、ヘアスタイルの印象を大きく左右する襟足。首の生え際あたりの部分を指し、面積としては髪の毛全体のほんの一部ですが、ここをどのようにカットするかで、全体の雰囲気は大きく変わります。 特に、男性のヘアスタイルや、女性のショートヘアの場合、襟足のデザインは全体の印象を大きく左右する重要な要素です。 例えば、襟足をすっきりとした短めにカットすると、シャープでボーイッシュな印象になります。逆に、襟足を長めに残すと、女性らしく柔らかな印象になります。 また、襟足のカット方法にも様々なバリエーションがあります。直線的にカットしてシャープな印象にしたり、緩やかにカーブさせて優しい印象にしたり、襟足の中央部分を少し長めに残して個性的なスタイルにしたりと、なりたいイメージに合わせて、襟足のカット方法を変えることができます。 襟足は、普段はあまり目立たない部分ではありますが、ヘアスタイル全体を見た時のバランスを左右する重要な部分です。美容師さんと相談しながら、自分にぴったりの襟足を見つけてみて下さい。
カット手法

カットのキモ!クロスチェックを解説

- クロスチェックとは髪型を美しく仕上げるためには、カットの技術がとても大切です。その中でも、クロスチェックは、仕上がりの美しさに大きく影響する、最終段階で行う重要なテクニックです。クロスチェックでは、最初に髪を切った方向とは異なる方向から髪を梳きながら、切り残しや段差を細かく調整していきます。例えば、最初に縦方向にカットした場合、クロスチェックでは横方向に髪を梳きながらハサミを入れていきます。反対に、最初に横方向にカットした場合は、縦方向にクロスチェックを行います。このように、最初にカットした方向とクロスする方向からチェックすることで、切り残しや段差を見つけやすくなるのです。また、クロスチェックを行うことで、毛先に自然な動きが出て、より洗練されたヘアスタイルを作ることができます。クロスチェックは、高度な技術と経験が必要とされるため、熟練した美容師でなければ難しいテクニックです。しかし、この技術を習得することで、お客様に最高の仕上がりを提供することができます。
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意外と忘れがち?襟足のおしゃれケア

- 襟足ってどんなところ? 襟足とは、首の後ろ側、髪の毛の生え際の部分のことを指します。 「うなじ」という言葉で表現されることも多く、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。 襟足は、顔周りの髪と比べると、普段はあまり意識することがないかもしれません。 しかし、髪型全体を考える上で、意外と見落としがちな襟足ですが、実は後ろ姿の印象を大きく左右する重要なポイントです。 例えば、襟足が綺麗に整えられていると、清潔感が演出され、洗練された印象を与えてくれます。 反対に、襟足が伸びっぱなしだったり、毛量がボサボサしていると、だらしない印象を与えてしまう可能性もあります。 そのため、定期的な襟足のケアは、身だしなみを整える上で非常に大切と言えるでしょう。
カット手法

ヘアスタイルに動きを!横スライスの基礎知識

- 横スライスで軽やかヘアを実現! 横スライスとは、その名の通り髪の毛を水平にスライスしてカットするテクニックです。私たちが普段ハサミを入れる時、髪を上から下に持ち上げてカットすることが多いですよね。これが縦スライスです。 横スライスは、この逆で、髪を水平に持ち上げてカットしていく方法です。縦に切るよりも、毛先に軽さや動きを出しやすいのが特徴です。 レイヤーカットやシャギーカットなど、空気感や動きを出したいヘアスタイルに欠かせないテクニックとなっています。髪の毛の量を減らさずに、毛先に動きを出すことができるので、髪の毛がペタッとなりやすい方や、ボリュームが欲しい部分に動きを出したい方にもおすすめです。
カット手法

カットの基礎を学ぼう!ガイドの重要性

髪を切る際、仕上がりの長さを決める上で非常に大切な要素となるのが「ガイド」です。ガイドとは、最初に切る部分の長さを基準として、残りの髪の毛の長さを揃えていくための目安となる部分です。例えば、前髪を切り揃える場面を想像してみてください。最初に、前髪の一部を好みの長さにカットします。この、最初にカットされた部分が「ガイド」となり、残りの前髪の毛流れはこのガイドの長さに合わせて切られていくのです。 ガイドは、単に長さを揃えるためだけでなく、仕上がりのイメージを左右する重要な役割も担っています。そのため、お客様の髪質や頭の形、そしてどのような髪型を希望されているのかなどを考慮し、最適なガイドを設定する必要があります。くせ毛の方や髪の量が多い方は、仕上がりの長さを見誤らないように、少し長めにガイドを設定するなどの工夫も大切です。 このように、ガイドは美容師にとって、お客様の理想の髪型を実現するための重要な要素の一つと言えるでしょう。
カット手法

カットやパーマに必須!ダウンシェープで理想のヘアスタイルへ

- ダウンシェープとは? 美容室で席に座ると、美容師さんがまず最初にする髪をとかす作業。 実はこれ、ただ髪のもつれを解しているだけではないんです。お客様一人ひとりの髪質やクセを見極め、スムーズに施術を行うための大切な準備段階である「ダウンシェープ」と呼ばれるテクニックなんです。 ダウンシェープとは、櫛やブラシを使って、頭皮に対して90度よりも低い角度で、毛流れに沿って上から下へとかすテクニックのこと。 まるで髪を優しく寝かせるように、丁寧に梳かしていきます。 この時、髪を下に落とすようにシェープすることから「ダウンシェープ」と呼ばれるようになりました。 ダウンシェープを行うことで、毛流れが整い、髪全体の量感やクセが分かりやすくなるため、美容師は正確にカットやパーマなどの施術を行うことができます。 また、お客様にとっても、髪への負担を軽減できるというメリットがあります。 美容室に行った際には、最初のダウンシェープにもぜひ注目してみてくださいね。
カット手法

美しいヘアスタイルの秘密兵器: Cシェープ徹底解説

- Cシェープとは?お客様の髪型を美しく仕上げるために、美容師は様々なテクニックを使います。その中でも、Cシェープは、柔らかな丸みを帯びた美しいフォルムを作り出す技術として、多くの美容師に愛用されています。Cシェープは、その名の通り、アルファベットの「C」のような形に髪をスタイリングすることです。具体的には、ブラシを使って髪を梳かしながら、ドライヤーの熱を当てることで、自然な丸みと流れを作っていきます。Cシェープの最大のメリットは、どんな髪の長さにも合わせやすいことです。ショートヘアにCシェープを取り入れれば、毛先に動きが出て軽やかな印象に。ミディアムヘアなら、ふんわりとしたボリューム感が出て、女性らしい優しい雰囲気になります。ロングヘアの場合は、毛先に流れるような動きが出て、エレガントな印象を与えることができます。また、Cシェープは、ストレートヘアにも、パーマヘアにも応用できるのも魅力です。ストレートヘアにCシェープを加えることで、ナチュラルな内巻きヘアを作ることができます。一方、パーマヘアにCシェープを取り入れると、カールをより美しく見せることができ、スタイリングも楽になります。このように、Cシェープは、様々な髪の長さや髪質に合わせることができる、大変便利なテクニックです。美容師にヘアスタイルをオーダーする際に、Cシェープを取り入れてもらうことを相談してみてはいかがでしょうか。
カット手法

ブロッキングで変わる!サロン仕上がりの秘訣

- ブロッキングとは?美容室で、美容師さんがカットやカラーの前に髪をいくつかの束に分けているのを見たことはありませんか? あの作業こそが「ブロッキング」です。 髪を留めるためにヘアクリップやヘアゴムを使い、髪をいくつかの束に分けていきます。分けられた髪の束は「ブロック」と呼ばれ、このブロックを作る作業をブロッキングと呼びます。一見、単純作業のように思えるかもしれませんが、ブロッキングはカットやカラー、パーマなど、美容室での施術において非常に重要な役割を担っています。ブロッキングを丁寧に行うことで、施術の仕上がりに大きな差が生まれます。 例えば、カットの場合、ブロッキングによって毛流れや毛量を正確に把握することができます。そのため、仕上がりのイメージを共有しやすくなるだけでなく、左右のバランスが崩れたり、切りすぎたりする失敗を防ぐことができます。また、カラーの場合も、ブロッキングによって染めムラを防ぎ、均一で美しい発色を実現することができます。ブロッキングは、カットやカラー、パーマなど、あらゆる施術の土台と言えるでしょう。美容師は、お客様一人ひとりの骨格や髪質、なりたいイメージに合わせて、適切なブロッキングを行っています。