フォルム

ヘアスタイル

髪型の印象を決める「フォルム」の重要性

「フォルム」は、フランス語で「形」を意味する言葉です。美容業界では、髪型の形、つまり輪郭やシルエットといった全体的な印象を表す際に使われます。 例えば、ショートヘアやロングヘアといった髪の長さや、パーマやストレートといった髪質でさえも、フォルムという概念で捉え直すことができます。 フォルムは、髪型の印象を大きく左右する重要な要素です。丸みを帯びたフォルムは、柔らかく可愛らしい印象を与えます。反対に、直線的なフォルムは、スタイリッシュでクールな印象を与えます。このように、フォルムの違いによって、全く異なる印象を作り出すことができるのです。 さらに、顔の形に合わせたフォルムを選ぶことで、より一層魅力を引き出すことも可能です。丸顔の人であれば、縦長のフォルムにすることで顔の長さを強調し、バランスの取れた印象にすることができます。面長の人は、横幅を出すフォルムにすることで、顔の縦の長さを緩和し、優しい印象を与えることができます。 このように、フォルムは髪型において非常に重要な要素と言えるでしょう。
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ヘアスタイルにおける「バック」の重要性

- 髪型における「バック」とは髪型は、顔の周りの髪や頭頂部の髪に目が行きがちですが、後ろ姿も非常に重要です。後ろ姿のことを、美容用語では「バック」と呼びます。「バック」は、英語で背中や後ろを意味する言葉ですが、髪型においても、頭の後ろ部分の髪型を指します。正面から見た印象はもちろんのこと、バックスタイルによって全体の雰囲気が大きく変わってきます。例えば、同じ長さのボブヘアスタイルでも、毛先を内側に巻いたスタイルと外ハネにしたスタイルでは、全く異なる印象になります。また、バックスタイルは、髪の毛の長さや量、カットの仕方によって大きく変化します。長い髪を、段差を付けずにまっすぐにカットしたスタイルは、清楚で落ち着いた印象を与えます。一方、短い髪に、段差を付けて軽く仕上げたスタイルは、活発で元気な印象になります。さらに、バックスタイルは、ヘアアレンジの幅を広げる上でも大切です。例えば、ポニーテールやお団子ヘアなど、後ろで髪をまとめるヘアアレンジをする際、バックスタイルが美しいと、より一層華やかで洗練された印象になります。このように、バックスタイルは、髪型全体の印象を大きく左右する要素の一つです。美容師と相談する際には、正面から見た印象だけでなく、どのような後ろ姿になりたいかを具体的に伝えることが、なりたい髪型を実現する上で重要です。