
髪色を決める基礎!アンダーレベルってなに?
美容院でヘアカラーをお願いする際に、「アンダーレベル」という言葉を耳にしたことはありませんか?初めて聞くという方もいるかもしれません。
この「アンダーレベル」とは、カラーリング前の髪色の明るさを示す言葉で、言い換えれば、これから色を入れる土台となる部分の明るさのことです。
例えば、白い紙に赤いペンで絵を描くと、その赤色は鮮やかに見えますよね。では、黒い紙に同じように赤いペンで絵を描くとどうなるでしょうか?
白い紙に描いた時よりも、赤色は暗く、くすんで見えてしまいます。
これは、紙の色という土台の違いによって、同じ赤でも色の見え方が変わってしまうからです。
髪の毛の場合もこれと同じことが言えます。
生まれつき持っている髪の色や、過去にカラーリングをした影響で、一人ひとりの髪色は違います。
そして、その土台となる髪色の明るさによって、同じカラー剤を使っても、仕上がりの色は大きく変わってきます。
例えば、明るい茶色の髪にピンクのカラー剤を使うと、鮮やかなピンクに発色するでしょう。
しかし、暗い茶色の髪に同じピンクのカラー剤を使っても、明るく発色せず、くすんでしまったり、場合によってはほとんど色の変化を感じられないこともあります。
なりたい髪色を実現するためには、自分のアンダーレベルを理解しておくことが重要になってくるのです。