
意外と知らない?ぼんのくぼのお話
「ぼんのくぼ」という言葉、日常生活で耳にすることは少ないかもしれませんね。聞き慣れない響きで、一体体のどこのことを指すのか、想像もつかない方もいらっしゃるのではないでしょうか? しかし実は、「ぼんのくぼ」は解剖学的に特別な名称があるわけではなく、昔から日本で親しみを込めて使われてきた言葉なんです。
「ぼんのくぼ」は、うなじの生え際にある、凹んだ部分のことを指します。髪をアップにした時や、首を傾げた時に、ふと目にするあのくぼみです。西洋では、この部分を「ヴィーナスのえくぼ」と呼ぶことがあります。 愛と美の女神であるヴィーナスに見立てて、美しいとされる体の部位につけられた名称の一つです。日本では「ぼんのくぼ」という言葉の響きからも、どこか可愛らしく、親しみを感じますね。
美容の世界では、うなじや肩のラインは、女性の美しさを際立たせる重要なパーツとされています。 特に「ぼんのくぼ」は、うなじのラインを美しく見せるだけでなく、着物姿や浴衣姿をより一層優雅に見せる効果もあります。
「ぼんのくぼ」、今日から少し意識して見てみませんか?