癖毛

髪質

生まれつき?それとも…? 知って得する『癖毛』の秘密

鏡の前に立つたび、多くの人が一度は気にしたことがあるのではないでしょうか。「私の髪、なんだかまとまらない…。」そう感じるなら、もしかしたらそれは生まれ持った髪質、「癖毛」のせいかもしれません。 一口に「髪」と言っても、一人ひとり、その形や性質は千差万別です。まっすぐに伸びる髪もあれば、波打つようにうねる髪、くるくると螺旋を描く髪もあります。その中でも、一般的に「癖毛」と呼ばれるのは、直毛とは異なり、うねりやねじれを持つ髪質のことを指します。 では、なぜこのような癖毛が生えてくるのでしょうか?それは、髪の毛を作る毛包(もうほう)の形に関係しています。毛包とは、皮膚の中にあり、髪の毛を生成する器官です。この毛包がまっすぐであれば、生えてくる髪もまっすぐになりますが、毛包自体が曲がっていたり、歪んでいたりすると、そこから生えてくる髪もまた、うねったりねじれたりするのです。 生まれたときからその形が決まっている毛包。つまり、癖毛も生まれ持った個性の一つと言えるでしょう。中には、自分の癖毛にコンプレックスを抱く人もいるかもしれません。しかし、癖毛は個性であり、魅力でもあります。上手にスタイリングすれば、他の人にはない、自分だけの個性を表現することも可能です。
カット手法

ドライカットで作る、あなたらしさを活かすヘアスタイル

- ドライカットとはドライカットとは、その名の通り髪が乾いた状態で行うカット技法のことです。従来のカットは髪を濡らした状態で行うのが一般的でしたが、ドライカットはシャンプー後タオルドライした状態や、場合によってはシャンプーすらせずに乾いた髪をそのままカットしていきます。髪を濡らすと、本来の長さやクセ、毛流れが見えにくくなってしまいます。そのため、従来のカットでは、乾かした後にイメージと違ったり、思わぬところにハネが出てしまったりするケースも見られました。一方、ドライカットでは髪が乾いた状態、つまり普段お客様ご自身がスタイリングする状態に近い状態でカットを進めるため、仕上がりのイメージを共有しやすく、より自然で再現性の高いヘアスタイルを実現できる点が大きなメリットとして挙げられます。また、ドライカットは鋏の入れ方一つで髪の動きやボリュームを調整することができるため、クセ毛にお悩みの方や、髪のボリュームを抑えたい、逆にボリュームアップしたいといった一人ひとりの髪質や悩みに合わせた繊細なカットが可能になります。