
ヘアカラーの退色と上手な付き合い方
せっかく美容院で綺麗に染めた髪色も、時間が経つにつれて段々と変化していくものですよね。これが、ヘアカラーの退色です。染めた直後はあんなに鮮やかだった色が、日に日に輝きを失い、くすんでしまうのは悲しいものです。なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
髪の色が変わる原因は、髪の内部にある色素が、まるで水のように少しずつ外へと流れ出ていってしまうためです。そして、この色素の流出を促してしまう原因となるのが、毎日のシャンプーやドライヤーの熱、そして外出時に浴びる紫外線や、髪同士の摩擦など、私達の周りにはたくさん存在します。
退色の仕方は人それぞれで、染めた時よりも赤みが強くなったり、黄色っぽく変化したりと様々です。これは、元々の髪質やヘアカラーの色味、そして普段のヘアケアの方法によって異なってきます。例えば、ダメージが大きい髪ほど色素が流れやすく、退色も早くなってしまいます。