髪色

髪質

髪色を左右する「ピグメント」って?

私たち一人ひとりの髪色が違うのは、髪の中に存在する「メラニン色素」という小さな粒子の量や種類が異なるためです。このメラニン色素こそが、今回のテーマである「色素」です。色素は、髪だけでなく、肌や瞳の色にも影響を与えています。 生まれたばかりの赤ちゃんは、色素が少ないため、髪の色が薄いことが多いです。成長するにつれて、色素細胞が活発に働くようになり、髪の色は濃くなっていく傾向にあります。 一般的に、日本人の髪には、黒褐色の「ユーメラニン」と、黄赤色の「フェオメラニン」の2種類の色素が含まれており、その配合比率によって、黒髪、茶髪、金髪など、様々な髪の色が生まれます。 黒髪はユーメラニンが多く、フェオメラニンが少ない状態です。一方、茶髪は、ユーメラニンとフェオメラニンの量がほぼ同じ、金髪はフェオメラニンが多く、ユーメラニンが少ない状態です。 また、年を重ねると、色素細胞の働きが弱まり、色素の生成量が減少していきます。その結果、髪の色は徐々に白くなっていくのです。
ヘアカラーの色

トレンドの暗髪カラーで、透明感と艶を手に入れよう

- 暗髪カラーとは?暗髪カラーとは、パッと見ただけでは、生まれ持った髪色のように見えるのに、実は計算して染められているヘアカラーのことです。 具体的には、ヘアカラーの明るさを表すレベルで言うと、7レベル以下の暗さが目安となります。7レベルというのは、室内に入ったときに、やっと染めていることがわかるかどうかの、ギリギリのラインです。 つまり、ほとんど地毛に近いけれど、ほんの少しだけ色味を加えることで、透明感や艶が生まれ、洗練された印象になれるのが暗髪カラーの魅力なのです。 暗髪カラーは、オフィスシーンにも馴染みやすく、清楚で上品な雰囲気を演出してくれるので、20代から30代の働く女性を中心に人気を集めています。また、暗めのトーンでありながら、重たくならず、軽やかさも兼ね備えているため、幅広い世代から支持されています。