髪質

髪質

生まれつき?それとも…? 知って得する『癖毛』の秘密

鏡の前に立つたび、多くの人が一度は気にしたことがあるのではないでしょうか。「私の髪、なんだかまとまらない…。」そう感じるなら、もしかしたらそれは生まれ持った髪質、「癖毛」のせいかもしれません。 一口に「髪」と言っても、一人ひとり、その形や性質は千差万別です。まっすぐに伸びる髪もあれば、波打つようにうねる髪、くるくると螺旋を描く髪もあります。その中でも、一般的に「癖毛」と呼ばれるのは、直毛とは異なり、うねりやねじれを持つ髪質のことを指します。 では、なぜこのような癖毛が生えてくるのでしょうか?それは、髪の毛を作る毛包(もうほう)の形に関係しています。毛包とは、皮膚の中にあり、髪の毛を生成する器官です。この毛包がまっすぐであれば、生えてくる髪もまっすぐになりますが、毛包自体が曲がっていたり、歪んでいたりすると、そこから生えてくる髪もまた、うねったりねじれたりするのです。 生まれたときからその形が決まっている毛包。つまり、癖毛も生まれ持った個性の一つと言えるでしょう。中には、自分の癖毛にコンプレックスを抱く人もいるかもしれません。しかし、癖毛は個性であり、魅力でもあります。上手にスタイリングすれば、他の人にはない、自分だけの個性を表現することも可能です。
ヘアスタイル

髪型の印象を決める「フォルム」の重要性

「フォルム」は、フランス語で「形」を意味する言葉です。美容業界では、髪型の形、つまり輪郭やシルエットといった全体的な印象を表す際に使われます。 例えば、ショートヘアやロングヘアといった髪の長さや、パーマやストレートといった髪質でさえも、フォルムという概念で捉え直すことができます。 フォルムは、髪型の印象を大きく左右する重要な要素です。丸みを帯びたフォルムは、柔らかく可愛らしい印象を与えます。反対に、直線的なフォルムは、スタイリッシュでクールな印象を与えます。このように、フォルムの違いによって、全く異なる印象を作り出すことができるのです。 さらに、顔の形に合わせたフォルムを選ぶことで、より一層魅力を引き出すことも可能です。丸顔の人であれば、縦長のフォルムにすることで顔の長さを強調し、バランスの取れた印象にすることができます。面長の人は、横幅を出すフォルムにすることで、顔の縦の長さを緩和し、優しい印象を与えることができます。 このように、フォルムは髪型において非常に重要な要素と言えるでしょう。
育毛

髪にも!?注目の成分イノシトール

- イノシトールってなに? 「イノシトール」という言葉を耳にしたことはありますか?ビタミンやミネラルといった栄養素と比べると、まだあまり知られていないかもしれませんね。 イノシトールは、水に溶けやすい性質を持つ「水溶性」の栄養素です。 その働きは、私たちにとっても馴染み深い「ビタミンB群」に似ています。ビタミンB群は、エネルギー代謝や神経機能の維持など、健康を保つ上で欠かせない役割を担っていますよね。イノシトールも、それと同様に、体の中で様々な働きをしているのです。 イノシトールの大きな特徴は、私たちの体の中でも作られるという点です。 さらに、穀物や豆類、果物など、普段私たちが口にしているような身近な食品にも含まれています。このように、イノシトールは、様々な形で私たちの健康を支えてくれている大切な栄養素なのです。
カット手法

ドライカットで作る、あなたらしさを活かすヘアスタイル

- ドライカットとはドライカットとは、その名の通り髪が乾いた状態で行うカット技法のことです。従来のカットは髪を濡らした状態で行うのが一般的でしたが、ドライカットはシャンプー後タオルドライした状態や、場合によってはシャンプーすらせずに乾いた髪をそのままカットしていきます。髪を濡らすと、本来の長さやクセ、毛流れが見えにくくなってしまいます。そのため、従来のカットでは、乾かした後にイメージと違ったり、思わぬところにハネが出てしまったりするケースも見られました。一方、ドライカットでは髪が乾いた状態、つまり普段お客様ご自身がスタイリングする状態に近い状態でカットを進めるため、仕上がりのイメージを共有しやすく、より自然で再現性の高いヘアスタイルを実現できる点が大きなメリットとして挙げられます。また、ドライカットは鋏の入れ方一つで髪の動きやボリュームを調整することができるため、クセ毛にお悩みの方や、髪のボリュームを抑えたい、逆にボリュームアップしたいといった一人ひとりの髪質や悩みに合わせた繊細なカットが可能になります。
育毛

テストステロンと髪の毛の関係

- テストステロンとは テストステロンは、男性ホルモンと呼ばれるホルモンの一種で、男性らしい体つきや体毛の成長、筋肉の発達などに深く関わっています。 思春期を迎えると、男性の体内ではテストステロンの分泌量が急激に増加し始めます。 このホルモンの影響によって、声変わりが始まったり、髭が生えてきたりと、いわゆる「男性らしい特徴」が現れてくるのです。 しかし、テストステロンは男性だけに存在するホルモンではありません。 女性も少量ながらテストステロンを分泌しており、健康な体と心の維持に欠かせない役割を担っています。 例えば、女性においても、テストステロンは骨の健康を維持したり、筋肉量を調整したり、気分を高めたりするなど、様々な働きをしています。 このように、テストステロンは男性らしさを形作るだけでなく、男女共に健康な生活を送る上で非常に重要なホルモンと言えるでしょう。