「ヒ」

頭皮

美髪への第一歩!頭皮と髪の密接な関係

美しい髪を育むためには、土台となる頭皮の状態が非常に重要です。頭皮は顔の皮膚と繋がっていますが、顔よりも皮脂の分泌量が約2倍、汗腺の数は約3倍もあると言われています。そのため、適切なケアを行わないと、皮脂や汚れが毛穴に詰まりやすく、フケやかゆみ、炎症といった様々な頭皮トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。 頭皮の一番外側に位置する表皮は、外部刺激から身体を守る役割を担っています。表皮は、レンガを積み重ねたような構造になっており、一番下の層では常に新しい細胞が作られ、上に押し上げられることで、約4週間かけて垢として剥がれ落ちていきます。このサイクルをターンオーバーと呼びますが、睡眠不足や栄養バランスの乱れ、ストレスなどの影響でターンオーバーが乱れると、古い角質が剥がれ落ちずに肌に残ってしまい、頭皮環境が悪化する原因となります。 健康な表皮を保つためには、毎日の洗髪で頭皮を清潔に保つことが大切です。シャンプー剤が残らないように丁寧に洗い流し、頭皮を保湿することも忘れずに行いましょう。また、バランスの取れた食事や十分な睡眠、適度な運動を心掛けることで、ターンオーバーを正常に保ち、健やかな髪の成長を促進することができます。
パーマ

今話題のピンパーマで叶える!理想のゆるふわヘア

- ピンパーマとは?ピンパーマは、その名の通り、ピンを使って髪を固定していくパーマのことです。ペーパーに挟んだ髪の毛を、ピンや指でくるくると巻きつけていき、それを根元に固定します。一般的なパーマのようにロッドやアイロンは使いません。熱を加えないため、髪への負担が少ないことが大きな特徴です。従来のパーマは、熱を加えることで薬剤の働きを促進し、カールを作っていました。しかし、その熱によって少なからず髪の毛はダメージを受けてしまいます。ピンパーマは、熱の力を借りずに薬剤とピンだけでカールを作るため、髪への負担を最小限に抑えることができるのです。髪への優しさから、ダメージヘアに悩む方や、パーマによるダメージが気になる方からも人気を集めています。また、熱を加えないことで生まれる柔らかく自然なカールも魅力のひとつです。ふんわりとした優しい雰囲気のヘアスタイルを楽しみたい方にもおすすめです。
髪質

髪色を左右する「ピグメント」って?

私たち一人ひとりの髪色が違うのは、髪の中に存在する「メラニン色素」という小さな粒子の量や種類が異なるためです。このメラニン色素こそが、今回のテーマである「色素」です。色素は、髪だけでなく、肌や瞳の色にも影響を与えています。 生まれたばかりの赤ちゃんは、色素が少ないため、髪の色が薄いことが多いです。成長するにつれて、色素細胞が活発に働くようになり、髪の色は濃くなっていく傾向にあります。 一般的に、日本人の髪には、黒褐色の「ユーメラニン」と、黄赤色の「フェオメラニン」の2種類の色素が含まれており、その配合比率によって、黒髪、茶髪、金髪など、様々な髪の色が生まれます。 黒髪はユーメラニンが多く、フェオメラニンが少ない状態です。一方、茶髪は、ユーメラニンとフェオメラニンの量がほぼ同じ、金髪はフェオメラニンが多く、ユーメラニンが少ない状態です。 また、年を重ねると、色素細胞の働きが弱まり、色素の生成量が減少していきます。その結果、髪の色は徐々に白くなっていくのです。
ヘアカラーの技法

ブリーチ後のヘアカラーの救世主!ピグメンテーションとは?

明るい髪色に憧れてブリーチを繰り返したものの、髪が傷んでしまったり、すぐに色が抜けてしまったりと、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そんな悩みを解決するのが「ピグメンテーション」という新しい技術です。ピグメンテーションとは、いわばヘアカラーの色補正を行う技術のこと。ブリーチによって明るくなりすぎた髪に、人工的にメラニン色素を補給することで、なりたい髪色を実現したり、色持ちを良くしたりすることが期待できます。 私たちの髪の色は、メラニン色素の量によって決まります。日本人の髪は一般的にメラニン色素が多い黒髪のため、明るい髪色にしようとするとブリーチでメラニン色素を抜く必要があります。しかし、ブリーチを繰り返すと髪がパサパサしたり、切れ毛が増えたりと、ダメージが大きくなってしまいます。また、せっかく染めた髪色もすぐに褪色してしまいやすいというデメリットも。 ピグメンテーションでは、ブリーチで失われたメラニン色素を補給することで、これらの問題を解決します。人工的にメラニン色素を補給することで、ダメージを抑えながら、より自然で深みのある髪色を実現できる点が大きなメリットです。また、色落ちの原因となる髪の空洞部分を埋める効果もあるため、色持ちがよくなるという利点もあります。理想の髪色を長く楽しみたい方、ブリーチによるダメージが気になる方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
パーマ

ビックロッドパーマで叶える!最旬ゆるふわヘア

ここ最近、街中で目を引くおしゃれな人たちの間で人気を集めているヘアスタイルといえば、そう、ふんわりとした柔らかな質感のゆるふわパーマですよね。 きつすぎないカールで、どこかアンニュイな雰囲気をまとえるパーマスタイルは、今の時代の気分にぴったりとハマります。 そんな誰もが憧れるゆるふわパーマですが、実は「ビックロッド」と呼ばれるパーマロッドを使うことで、さらに今っぽい仕上がりになるってご存知でしたか? ビックロッドを使うことで、従来のロッドよりも大きめで緩やかなカールを作ることができ、より一層の抜け感と無造作感を演出できます。 ふんわりとしたボリューム感も出しやすく、髪質によってはスタイリングも簡単になるので、忙しい朝にも嬉しいポイントです。
トリートメント

髪に潤いを!注目の成分ヒアルロン酸とは?

最近、美容や健康の分野でよく耳にする「ヒアルロン酸」。シャンプーやトリートメントの広告でも「ヒアルロン酸配合」という言葉を目にしませんか? このヒアルロン酸、私たちの体内にもともと存在する成分なのです。 ヒアルロン酸は、水分を保持する力が非常に高く、肌に潤いを与える効果があるため、化粧品などにも広く使われています。 肌だけでなく、実は髪にとっても、このヒアルロン酸は大切な役割を担っています。 髪の毛は、キューティクルと呼ばれる薄い膜で覆われていますが、加齢や紫外線、パーマやカラーリングなどのダメージによって、キューティクルは剥がれやすくなってしまいます。 キューティクルが剥がれると、髪の毛内部の水分や栄養が失われ、パサつきや枝毛、切れ毛などの原因に繋がります。 ヒアルロン酸は、優れた保水力で髪の毛に潤いを与え、キューティクルの剥がれを防ぐ効果も期待できます。 さらに、髪の毛一本一本をコーティングすることで、外的ダメージから保護する役割も果たしてくれるのです。
トリートメント

知って得する!ヒートプロテクト完全ガイド

毎日のヘアスタイリングに欠かせないドライヤーやヘアアイロン。しかし、これらの熱ツールは、知らず知らずのうちに髪に負担をかけていることがあります。毎日使うものだからこそ、髪へのダメージが蓄積していく前に熱から髪を守ることが大切です。 そこで活躍するのが「ヒートプロテクト」です。 ヒートプロテクトは、ドライヤーやヘアアイロンの熱、そして日差しから髪を守ってくれる役割を果たします。まるで髪に目に見えないベールをかけるように、熱による乾燥やパサつき、枝毛といったダメージから守ってくれます。 ヒートプロテクトは、洗い流さないトリートメントやスタイリング剤に含まれていることが多く、いつものヘアケアに簡単に取り入れられるのも嬉しいポイントです。 毎日使うものだからこそ、髪への優しさも忘れずに、健やかで美しい髪を保ちましょう。