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ヘアセット

抜け感の秘訣!今さら聞けない『毛束感』の作り方

『毛束感』という言葉を聞いたことはありますか? これは、ヘアスタイルに動きや軽さを出すためのテクニックで、髪をいくつかの束に分けてスタイリングすることを指します。 全体を同じようにまとめるのではなく、あえて毛束を作ることで、重たく見えがちなヘアスタイルも軽やかで自然な印象になります。 毛束感があることで、抜け感のあるおしゃれな雰囲気を演出できるのも魅力の一つです。 きっちり整えられたスタイルよりも、少し無造作に見えることで、こなれ感が出て、親しみやすい印象を与えられます。 毛束感は、男性のヘアスタイルにも、女性のヘアスタイルにも活用できる、今や定番のスタイリングテクニックと言えるでしょう。 ショートヘアに動きを出したい時、ロングヘアに軽さを加えたい時など、様々な場面で応用できます。
パーマ

朝のスタイリングが楽になる!形状記憶デジタルパーマとは?

- 形状記憶デジタルパーマとは? 形状記憶デジタルパーマは、従来のパーマとは異なり、デジタルパーマの進化系とも言える最新のパーマ技術です。デジタルパーマは、薬剤と熱を使って髪にカールを作る技術ですが、形状記憶デジタルパーマは、さらにその進化系として登場しました。 最大の特徴は、まるでコテで巻いた後のように、ふんわりとした柔らかなカールを実現できることです。従来のパーマにありがちだった、きつすぎるカールや不自然な仕上がりになりにくい点が、人気の理由の一つと言えるでしょう。 形状記憶の名前の通り、一度パーマをかけると、髪がカールの形状を記憶します。毎朝、コテやアイロンを使ってスタイリングする必要がなく、髪を洗って乾かすだけで、簡単に美しいカールが再現できます。忙しい朝でも、スタイリングに時間をかけられない方にとって、まさに夢のようなパーマと言えるでしょう。 形状記憶デジタルパーマは、自然で美しいカールを手に入れたい方、朝のスタイリング時間を短縮したい方におすすめのヘアスタイルです。
髪質

知ってた?髪の毛の多さには個人差があるんです!

髪の密度とは、頭皮の一平方センチメートルあたりに生えている髪の毛の数のことを指します。一般的に、日本人の平均的な髪の密度は1平方センチメートルあたり約200本と言われています。 髪の密度は、一人ひとりの体質や遺伝によって異なり、年齢と共に変化することもあります。髪の毛は、毛根にある毛母細胞が細胞分裂を繰り返すことで作られますが、加齢やストレス、食生活の乱れなどによってこの毛母細胞の働きが弱まると、髪の毛が細くなったり、抜けやすくなったりすることがあります。その結果、髪の密度が低下し、全体的なボリュームダウンを感じやすくなるのです。 髪の密度が高い人は、同じ面積に多くの髪の毛が生えているため、一般的に「髪が多い」「ボリュームがある」という印象を与えます。反対に、密度が低い人は「髪が細い」「ボリュームが出にくい」「頭皮が透けて見える」と感じることがあります。 髪の密度は、ヘアスタイルにも大きく影響します。髪が多い人は、さまざまなヘアアレンジを楽しむことができますが、髪が少ない人は、ボリュームを出すための工夫や、頭皮をカバーするヘアスタイルを選ぶなどの工夫が必要となるでしょう。
パーマ

ダメージヘアでも安心?ケラチンパーマで美髪を手に入れよう!

近年、美容業界で注目を集めている施術にケラチンパーマがあります。従来のパーマとはどのような違いがあるのか、気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 ケラチンパーマとは、パーマ液によって失われがちな髪の主成分であるケラチンを補給しながらパーマをかける施術のことです。 髪の毛の約8割はケラチンというタンパク質でできています。しかし、パーマやカラーリング、日々のヘアセットなどでダメージを受けると、このケラチンが失われてしまいます。その結果、髪のパサつきや切れ毛、枝毛などの原因になります。 ケラチンパーマでは、パーマをかける際にケラチンを補給することで、ダメージを最小限に抑えながら施術を行うことができます。 髪の内側から補修することで、弾力のある柔らかなカールを実現できることが、従来のパーマとは大きく異なる点です。また、ケラチンには保湿効果もあるため、施術後は髪の毛に潤いを与え、ツヤツヤとした質感に仕上がります。 今までパーマによるダメージが気になっていた方や、自然で柔らかいカールに憧れている方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
髪質

髪の毛の秘密兵器!ケラチン完全解説

毎日のスタイリングやお手入れが欠かせない髪、そして、物を掴んだり、細かい作業を助けてくれる爪。実はこの二つ、全く異なるように見えて、主成分は同じものでできているのです。その正体は「ケラチン」と呼ばれるタンパク質の一種です。 ケラチンは、私たちの体の中で作られるたんぱく質の中でも特に多く、肌や毛髪、爪などを構成する重要な成分です。 では、ケラチンは一体どのようにして、髪や爪を形成するのでしょうか? ケラチンは、10種類以上のアミノ酸が鎖のように長くつながり、複雑に絡み合った構造をしています。このアミノ酸の鎖が、まるで糸のように複雑に絡み合い、繊維状の構造を作っています。 この繊維状の構造こそが、髪に強度と弾力を与え、爪を硬く保つ秘訣です。髪の毛一本一本が、このケラチン繊維の束でできていると考えれば、その強靭さも頷けますね。 髪や爪の状態は、体内のケラチンの量や質に大きく影響されます。健康的な食生活を心掛けることで、体内のケラチン生成を促し、強く美しい髪や爪を育むことができるのです。
シャンプー

美髪を求めるならケラスターゼ

皆さんは「ケラスターゼ」というヘアケアブランドをご存知ですか?ケラスターゼは、どこにでもあるようなありふれたものではありません。街のドラッグストアで見かけることもなく、誰もが簡単に手に入れられるものではないのです。 実は、全国でもわずか1%の選ばれたサロンだけが取り扱いを許されている、特別なヘアケアシリーズなのです。では、なぜケラスターゼは、そんなにも限られた場所でしか販売されていないのでしょうか?それは、ケラスターゼが単なるヘアケア商品ではなく、一人ひとりの髪質や悩みに合わせた、まるでオーダーメイドの洋服のように仕立てられた特別な体験を提供することに重きを置いているからです。一人として同じ髪質の人はいないように、髪にとって本当に良いケアは十人十色。ですから、ケラスターゼは、専門的な知識と技術を持った美容師によって提供されます。彼らは、お客様一人ひとりの髪を丁寧に診断し、髪の状態、抱えている悩み、そしてなりたい理想の髪型に合わせて、最適な製品を選び抜きます。そして、厳選された製品と、サロンで行われる特別なケアによって、お客様は最高のヘアケアを体験することができるのです。
トリートメント

美容師が解説!知っておきたい「ケミカル」の基礎知識

美容室に行くと「ケミカル」という言葉を耳にすることがありますよね。なんとなく、薬剤や化学物質が使われているようなイメージを持つかもしれませんが、実際にはどのようなものを指すのでしょうか?今回は、美容師の立場から、この「ケミカル」について、分かりやすく説明していきます。 美容室で「ケミカル」と表現する場合は、一般的に、パーマ剤やカラー剤、縮毛矯正剤など、髪に化学的な変化を与える薬剤のことを指します。これらの薬剤には、髪の内部の構造を変化させて、ウェーブを出したり、色を変えたり、まっすぐにしたりする効果があります。 例えば、パーマ剤には、髪のタンパク質の結合を切断して、ロッドで巻いた形に再結合させることで、ウェーブを作る効果があります。カラー剤は、髪のメラニン色素を分解したり、新たな色素を髪の内部に定着させることで、髪を染める効果があります。縮毛矯正剤は、髪の内部の結合を切断し、アイロンの熱を加えながら再結合させることで、くせ毛をまっすぐに伸ばす効果があります。 これらのケミカルは、正しく使用すれば、私たちのなりたい髪型を実現するための、とても便利なものです。しかし、その一方で、使い方を誤ると、髪や頭皮にダメージを与えてしまう可能性もあるため注意が必要です。美容師は、お客様の髪質や頭皮の状態、そしてなりたいイメージに合わせて、薬剤の種類や濃度、施術方法を調整しています。 安心してお任せいただけるよう、お客様にはどのような薬剤を使用するのか、なぜその薬剤を選んだのかを丁寧に説明するように心がけています。疑問があれば、遠慮なく質問してくださいね。
頭皮

知っておきたい!ケトコナゾールの基礎知識

- ケトコナゾールとは? ケトコナゾールは、皮膚や爪など、体の様々な場所で起こる真菌感染症の治療に用いられるお薬です。真菌とは、いわゆるカビの仲間で、湿気のある暖かい場所を好みます。この真菌が増えすぎてしまうと、かゆみやかぶれ、赤みなどの症状を引き起こすことがあります。 ケトコナゾールは、真菌の細胞膜の生成を妨げることで、その増殖を抑えます。細胞膜は、人間で例えると、家を守る壁のような役割を果たしています。この壁が作れなくなると、真菌は生きていくことができなくなり、最終的には死滅します。 ケトコナゾールは、クリームやローション、シャンプーなど、様々な剤形で処方されます。症状や感染部位に合わせて、医師が適切な剤形や使用方法を指示しますので、自己判断で使用するのではなく、必ず医師の指示に従ってください。
髪質

抜け毛予防にケイ素?髪に良いってホント?

- ケイ素ってどんなもの?ケイ素は、地球の地殻中に大量に含まれている元素の一つで、酸素に次いで二番目に多く存在しています。自然界では純粋な形で存在することはなく、酸素と結びついた「二酸化ケイ素」という形で、土や砂、石などに豊富に含まれています。ガラスの主成分としても知られており、窓ガラスや瓶など、私たちの身の回りの様々なものに使われています。 このケイ素、実は私たちの体にも存在しています。骨や血管、皮膚、髪、爪など、体の様々な組織に含まれており、健康な体を維持するために重要な役割を担っていると考えられています。特に、骨や関節、血管、皮膚、髪、爪などの健康維持に深く関わっていると考えられており、近年注目を集めています。 ケイ素は、年齢とともに減少していく傾向があると言われています。不足すると、骨や関節、皮膚、髪、爪などが弱くなる可能性も指摘されています。健康な体を維持するためにも、日頃からバランスの取れた食事を心がけ、十分な量のケイ素を摂取することが大切です。
パーマ

形状記憶デジタルパーマで叶える理想の巻き髪スタイル

- 形状記憶デジタルパーマとは?形状記憶デジタルパーマは、従来のパーマとは異なる、熱を使ってカールを作るパーマです。髪に熱を加えることで、薬剤の効果をより発揮させ、しっかりとしたカールを作ることができます。別名で形状記憶パーマ、ドライパーマ、デジタルパーマなどと呼ばれることもあります。従来のパーマでは、髪に薬剤を塗布したあと、ロッドで髪を巻き、時間をおいてから薬剤を洗い流していました。しかし、この方法では、髪の水分が失われやすく、ダメージが大きくなってしまうこともありました。一方、形状記憶デジタルパーマでは、髪内部の水分を保ったまま施術を行うため、ダメージを最小限に抑えられます。さらに、熱を加えることで、より自然で柔らかなカールを作ることができ、パーマのもちも良くなります。形状記憶デジタルパーマは、従来のパーマよりも、自然な仕上がりとダメージの少なさ、パーマのもちの良さという点で優れています。そのため、近年では多くの方に選ばれる人気のパーマとなっています。