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ヘアエクステンション

超音波エクステで自然な仕上がりに

- 超音波エクステとは近年、新しいエクステ技術として注目を集めているのが「超音波エクステ」です。従来のエクステとは異なり、熱を使わずに毛髪を接着するのが最大の特徴です。超音波エクステでは、特殊な機械から発生する超音波の振動を利用して、地毛に人工毛髪をしっかりと結合させます。 熱ではなく、目には見えない音の振動エネルギーが毛髪内部の分子に作用し、結びつけることで、髪への負担を最小限に抑えられます。従来の熱で溶かすタイプのエクステは、施術時の熱や接着剤の影響で髪が傷んでしまうことも少なくありませんでした。しかし、超音波エクステなら、熱によるダメージを心配する必要がありません。髪が細い方やダメージが気になる方でも、安心して施術を受けられます。さらに、超音波エクステは施術時間も短縮できるというメリットもあります。 熱を使うエクステに比べて、スピーディーに装着できるため、忙しい方にもおすすめです。そして、仕上がりも従来のエクステより自然で、まるで地毛のような感覚を得られます。人工毛髪と地毛の境目が目立ちにくく、違和感のないスタイルを楽しむことができます。髪に優しく、自然な仕上がりを実現する超音波エクステは、今後のエクステの主流になっていく可能性を秘めています。
ヘアカラーの技法

中性カラーで叶える、自然な透明感

- 中性カラーで叶える、自然で透明感のある髪色 近年注目を集めている「中性カラー」。従来のヘアカラーとは何が違うのでしょうか? 中性カラーとは、ブリーチ剤を使わずに、髪の内部に直接色素を浸透させるヘアカラーのことです。 従来のヘアカラーは、一度髪の毛のメラニン色素を分解してから色を入れるため、髪への負担が大きくなってしまいます。 一方、中性カラーは髪の毛本来のメラニン色素を活かしながら色を乗せるので、ダメージを抑えながらカラーを楽しむことができます。 中性カラーの魅力は、なんといってもその仕上がりです。 まるで光が透過したような、透明感のある自然な発色を実現できます。 さらに、従来のヘアカラーに比べて色持ちが良いのも特徴です。 頻繁にカラーリングをしなくても、美しい髪色を長く楽しむことができます。 髪への優しさと、透明感のある美しい仕上がりを実現する中性カラーは、 * 頻繁にカラーリングを楽しみたい方 * 髪のダメージが気になる方 * より自然な発色を求める方 に特におすすめです。 ぜひ一度、中性カラーの素晴らしさを体験してみてください。
パーマ

今ドキ女子の必須スキル!『中間毛先巻きパーマ』で作る、あざと可愛いヘアスタイル

- 話題沸騰中!中間毛先巻きパーマって? 近年、美容師の間でじわじわと人気を集めているのが『中間毛先巻きパーマ』。 その名の通り、髪の中間あたりから毛先にかけてロッドで巻き、パーマをかけていく施術のことです。 根元からふんわりと立ち上がる従来のパーマとは異なり、ナチュラルで柔らかな質感を実現できるのが最大の特徴です。 従来のパーマは、根元からしっかりとカールをつけることでボリュームを出したり、ウェーブスタイルを楽しんだりするものが主流でした。しかし、中間毛先巻きパーマの場合、根元は自然なストレートの状態を保ちつつ、毛先に向けてゆるやかにウェーブを作っていくため、より自然で抜け感のあるヘアスタイルを演出できます。 このパーマは、 * トップにボリュームが出にくい * 毛先に動きが欲しい * 自然なパーマスタイルを楽しみたい という方に特におすすめです。 また、髪へのダメージが少ないことも魅力の一つ。 従来のパーマに比べて、薬剤を使用する範囲が限られているため、髪への負担を軽減できます。 さらに、スタイリングも簡単です。 軽く濡らして、ムースやヘアオイルなどで形を整えるだけで、簡単にサロン帰りのような仕上がりを楽しむことができます。
縮毛矯正

サラつや髪への必須工程!中間リンスの役割とは?

パーマや縮毛矯正は、思い通りのヘアスタイルを実現する人気施術です。どちらの施術も、薬剤を使って髪の内側に働きかけ、髪質を変化させるという共通点があります。この薬剤の働きを助けるために、施術の途中にリンスを行うことがあります。それが「中間リンス」です。中間リンスは、薬剤を洗い流すだけでなく、施術の効果を高めるために重要な役割を担っています。 パーマ施術の場合、中間リンスは主に1剤と2剤の間に使用します。1剤は髪の結合を切断して、柔らかくする役割を担い、2剤は切断した結合を再結合させて、ウェーブやカールを固定する役割を担います。中間リンスは、1剤をしっかりと洗い流すことで、2剤が髪の内部まで均一に浸透するのを助けます。また、残留アルカリを除去することで、髪への負担を軽減する効果もあります。 縮毛矯正の場合、中間リンスは薬剤の反応を調整するために使用します。縮毛矯正剤は、髪のくせを伸ばすために、髪の内部の結合を切断・再結合させる強い薬剤です。中間リンスは、薬剤の過剰な反応を抑え、髪へのダメージを軽減する役割を担います。また、薬剤を均一に洗い流すことで、仕上がりのムラを防ぐ効果もあります。 中間リンスは、一見地味な工程に思えるかもしれません。しかし、パーマや縮毛矯正において、美しい仕上がりと髪への負担軽減に大きく貢献しています。髪のプロである美容師は、お客様の髪質や施術内容に合わせて、最適なタイミングと方法で中間リンスを使用しています。
カット手法

チョップカットで叶える!軽やかで動きのある最旬ヘア

- チョップカットで軽やかさを手に入れよう!チョップカットとは、その名前の通り、まるで料理人が包丁で食材を細かく刻むように、ハサミを使って髪を小さくカットしていく技法です。 このカット方法によって、毛先に不揃いな動きが生まれ、軽やかでエアリーな印象のヘアスタイルを作ることができます。従来のカットでは、梳きバサミなどを使って毛量を調整することが一般的でした。一方、チョップカットは、毛量を減らすことよりも、毛先に動きと軽さを出すことに重点を置いているのが大きな特徴です。そのため、重たく見えがちなボブやロングヘアも、チョップカットを施すことで、軽やかで抜け感のあるスタイルに生まれ変わります。また、髪質が硬い、髪の量が多いといった悩みを持つ方にもおすすめのカットです。チョップカットによって、ふんわりとした柔らかなシルエットを実現できます。さらに、チョップカットは、パーマやカラーリングとの相性も抜群です。動きのあるカットラインが、パーマのカールをより一層引き立て、カラーリングの色味をより美しく見せてくれます。
ヘアエクステンション

ヘアデザインの要!チップを使いこなそう

- チップとは? 美容室で「チップ」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか? 実は、チップという言葉は、ヘアデザインの世界では大きく分けて二つの意味で使われています。 一つ目は、繊細なカラーリングを実現する技術に関連しています。例えば、ハイライトやローライトといった、髪の毛に陰影をつけるデザインをする際に用いられる「ウィービング」という技術があります。このウィービングを行う際に、染めたい髪の毛を、アルミホイルを使って極細の毛束に分けていきます。この、ミリ単位で細かく引き出された毛束のことを「チップ」と呼ぶのです。 二つ目は、髪の毛を長く見せる「エクステ」に使う道具です。エクステには、自毛に人工毛束を結びつける方法など様々な種類がありますが、その中でも「チップエクステ」と呼ばれる方法があります。チップエクステでは、あらかじめ自毛と同じくらいの量の毛束が、小さな金属製のリング状の留め具にまとめられています。この留め具に自毛を通し、専用の器具を使って平たく潰すことで、自毛に人工毛束を固定していきます。この、エクステを装着する際に使用するリング状の道具のことを「チップ」と呼ぶのです。 このように、「チップ」という言葉は、文脈によって異なる意味で使われています。美容室で施術を受ける際には、どの「チップ」について話しているのか、しっかりと確認することが大切です。
カット手法

チェックカットで完璧な仕上がりに!

- チェックカットとはチェックカットとは、美容師がお客様のヘアスタイルを完成させる最後の重要な工程です。これは、全体の長さや形を整えるカットが終わった後に行われます。ハサミを細かく動かして、わずかな毛量を調整したり、毛先を整えたりすることで、ヘアスタイルに磨きをかけます。例えるなら、絵画を描いた後に、細部の色味や陰影を調整して、作品全体を引き締める作業に似ています。チェックカットを行うことで、ただカットしただけの場合と比べて、仕上がりの印象が大きく変わります。具体的には、髪の毛の流れや動きをコントロールし、より自然で美しいシルエットを作り出します。また、顔周りの毛を整えることで、小顔効果や印象操作も期待できます。チェックカットは、いわばヘアスタイルの最終調整であり、美容師の技術とセンスが問われる繊細な作業と言えるでしょう。